( Vol 3398 ) 訪日客への二重価格設定 は自治体の財政的に困窮な状況からも 必然なことである
海外からの観光客の 利益 ということと 当地に在住する者の利益の差は つけてもよいのではないか
現実 公共施設における住民と住民以外の 利用料金には 差がついている ことを見かける
これは 納税者の 恩恵を受ける権利 という点に着目しているところからくる
訪日客についての 差額設定は インバウンドや訪日客への特別対応を考えると 差をつけても良いのだろうと思う
訪日客を受け入れるために 環境整備が必要になっている
訪日客によって 交通機関の 一般利用者の利用に支障がきたしている
訪日客を 利用において 一般利用者よりも 格安にする という対応は誤っている むしろ 料金は高くすべきである
一番大切にしなければならないのは 通常の一般利用者である
だれが どのような 利益を得るのか
この点を重視して 考える必要がある
基本は 利用客の需要度である
訪日客は 在住者よりも 利用は少なく 特別な対応がなされる
特別対応については 在住者よりも 見えないところで 多くのサービスを 訪日客は受けている
これは 在住者にとっては 訪日客よりも サービスの点で劣っている ことになる
この差をどう埋めるか
その手段として 料金差をつける という考え方が出てくる
料金への添加 は自然な動きである といえる
平等に サービスの利益を得る
このことから考えても 見えないところにも サービス対応が必要であったり
受益者負担という視点から 納税者と納税者でないものとの差別
ということも 考える時期にきている
ここには 環境整備 設備維持 ということからも 訪日客も 在住者と 同等の 責務を負う必要がある
この責務の方法として 利用料金での対応 ということが考えられる
維持管理は すべてを税金によって行う という考え方ではなく 利用料金によって補完する という考え方が必要である
このことからも 訪日客 住民 住民以外 と利用者別に 利用料金を別々に 設定することは 時代の趨勢である
自治体が 財政的にゆとりがなくなっている状況では 必要なことである
外資獲得という点ばかりが 一人歩きしているが 受け入れる側にも 目を向ける必要がある