豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2024年08月27日 10時17分34秒 | 日記

( Vol   3395   ) なぜ 日本の住宅の造りは 狭いのか ここには 自民党政権の場当たり的な発想が関わっている

日本の畳の大きさの基準が 大きく変わったのは 1964年の東京オリンピックがきっかけである

団地サイズが出現

このことから それ以降の住宅の間取りの広さの基準は 団地サイズになった

これは 当たり前のことではない 異常を作り出した

外国からみると 「鳥小屋」と感じられる 住宅

オリンピック前の住宅は 本間 京間 江戸間 という畳のサイズを基準に 住宅が造られていた

政治家の 足りない住宅事情を 見かけ上の解消方法として

団地サイズが考案された

自民党議員の 一時しのぎ 行為である

当時の議員たちは このサイズの住宅には住んでもいない

ただただ 数字合わせ

この変更が 後の日本の住宅に影響を及ぼす ということを想像もしていなかった

 

この狭いサイズの畳に60年もなれてくると 快適さの基準も変わってくる

本間のサイズで考えると 団地サイズは 窮屈にほかならない

 

窮屈を 窮屈と思わせないように させてしまった

不満に思っていても 不快に思っていても

「あきらめ」という感情を起こさせている

日本社会を おかしくしている

 

仏教でいう 真の「諦観」 ができない状況を つくりだしている

 

人間から心地よさを 自民党議員である政治家は 後先を考えずに奪った

といってもいい

今のサイズを 元のサイズに戻す というのは また大変である

 

一度 基準を変えると 元に戻すのは難しい

 

政治家は 自分の利益しか考えない このことが多くの問題を起こしている

日本の住宅事情も 影響を受けている

 

国民 一人一人が 心豊かに生活できる環境を 考えたら 畳のサイズを 安易には変更しないはずである

それを 安易に変更する 政治家に 不信感を抱く

 

国民のことを 親身になって考えない 政治家

これでは困る

政治家の行動が 国民の生活を変えることになる ということを自覚すべきである

 

理想を言えば もとの畳サイズで 住宅設計をすることである

 

そして 快適な生活の条件を 政治的ではなく 国民の健康という点から 考えるべきである

このことは 政治家だけでなく 建築家にも 建築業界にも 言える

 

より良い 住いたく環境に なることを願う

 

 

 

 

 

 


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