( Vol 3232 ) 賃金を上げても それ以上に 物価が上がっては 実質的には 賃金を下げる ことになる
この現象の原因の一つを挙げるとすれば
利益の分配の不平等を上げることができる
利益の分配において 経営者 投資家 を手厚くした分配をしている限り 労働者への分配比率は下がるばかりである
物価値上げの主な理由を 原油価格 輸入価格の上昇をあげているが
それは ごまかしである
経営者 投資家への 今までの利益保証を 変更しないという 行動思考を とっているために
企業利益を上げるための 企業の戦略 企業の体制 組織改革 は疎かにしたまま いかに 今まで通りに 利益を分配するかを 考え
結果 賃金を上げても 利益を守るために 物価転化するという 行動をとる
賃上げは 労働者にとっては 歓迎すべきことである
しかし そのために 企業の利益をいかに減らさないか 考えて 価格に転化しては 労働者の賃金は 上げて 実質下げる
ということを 起こしている
今の 利益分配のあり方を 考えない限り
賃金を上げる それは 物価が 労働者の賃金上昇よりも 上回る勢いで 上昇させる
労働者の賃金上昇に 左右されない 企業の利益追求が 求められる
企業の実績が良いために 労働者の賃金上昇が上がる
これが 本来の姿
しかし 今は それは無視
ただただ 経営者 投資家 の利益を守る こと重視
すべては 強者のためにある
という行動思考
これでは 労働者は 経営者 投資家 の奴隷 である
今 社会は おかしい状況にある
この状況を 異常 と認識して
利益の分配の見直し が必要である
また 外部委託は 労働者の賃金を低く押さえる ということを生じさせている
労働者の賃金抑制 をあらゆる方面に波及させているのが 現在の経済の仕組みである
利益を得るために 労働者の賃金の抑制 が行われてきた
この仕組みは改めなければならばい