豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2020年03月18日 08時26分13秒 | 日記
 ( Vol 2501 ) なぜ 東日本大震災の復興は 9年経っても完全な復興ができないのか そこには 人々のパニックが 関係しているのではないか

阪神・淡路大震災と 東日本大震災 との違いは 
地震による災害 と 地震と津波の複合の災害 の違い 
都市 と 地方の漁村 の違い

ここで大きな違いは 津波による被害が 人々に 大きな心の動揺を起こさせたことである

阪神・淡路大震災復興は 元住んでいた場所を 整備しての復興 

そのために 住んでいた人たちは 戻るために 自治体 地域 企業 が協力して 早い復興をなしとげた

しかし 東日本大震災は 違っていた 

住んでいた場所から追われ 新たな地域社会を 造るという 従前の地域社会は失われることになった

また 巨大津波に襲われた 心の痛みは 恐怖となって 人々の心から 冷静さを失わせた

津波の被害から逃れたい という気持ちの強さが 大規模な津波対策を盛り込んだ 都市計画が 企画された

このことが 阪神・淡路大震災と東日本大震災との 復興の差になった 


もう一つ 大きな問題もある

それが 福島原発事故である

東日本大震災から9年 未だ 完全な復興がなされていない

災害を逃れた人たちは 避難した場所で 生き抜くために 生活基盤を形成

復興を願った 新たな都市計画の土地に すべての人が 戻るという 状況にはない


まだ多くの人たちが さ迷える旅人 として なれないところで 生活している

いつになったら このような さ迷える生活から 解放されるのか

毎年 災害のあった 3月11日 が来る度に 時の経ったことを 指を折り数える


今になって 冷静になっても すべてが 走り出している


一人ひとりが 今をいきるための 行動をしはじめている

災害によって 起きた 人々 行政 報道 のパニックが 復興を遅くさせてしまった ともいえる
 







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