豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2019年07月24日 13時37分13秒 | 日記
 参議院選挙の投票率は 50%を下回った これは 有権者の 政治に対する期待が薄いからではないか

最近の総務省の若者の投票率について 発表があった

18才 19才の投票率は 31.33%

全体の投票率は 48.8%

全体の投票率は 平成7年以来の低い投票率で 戦後2番目に低い投票率になった

平成28年第24回参議院選挙では  54.70%

18才 19才の投票率は 46.78%

この 投票率の変化は 何を物語っているのか

ここには 単純に 政治への無関心と 言い切ることができない

10代の投票率を上げるには 学校教育における 政治への関心を高める という教育がなされなければならない

それには 学校現場における さまざまな行事に 学生が 学校側と対等な立場で 自分の意見を言うという 状況をつくることである

自分で考え 自分の意見を言う という ことがなされれば もっと 政治に関心が向くのではないか


全体的に 投票率が下がったのは 一般市民生活について 政府は 勝ち組負け組という 社会状況をつくり 将来に対する 希望が持てなくなってしまった ということが 無力感を生み出し 政治への無関心を増やしたのではないか

国や自治体は 選挙の度に 選挙啓発を行っているが これは 場当たり的である

選挙啓発は 日頃から行うことによって 成果が出てくるものである


それには 国政の状況を 自由に知るという場を設け 発信する必要がある


いまのままでは 政権政党の意のまま になってしまう

政権政党に ものを申す という機会さえなくなってしまう

政権へ意見を言うには 国政の状況 情報を何時でも どこからでも 得ることができて はじめて知恵がつき 言える


判断材料なしに 選挙の時だけの 公約 街頭演説だけを聞いて 判断するのは危険すぎる

何故ならば 本質が見抜けないからである

本質を見抜くには 日常の活動が 把握できて はじめて見抜くことができる


残念ながら 今の日本には 国政の状況 情報をリアルに 知る という環境がない


言い方を変えるならば

政治が ガラス張りになっていない ということである


誰でもが どこででも 政治について 自分の意見をいうことができる

この環境が必要である


これは 報道にも言える ことである

今の報道は 政権に配慮した 自粛規制の報道である

政権与党対野党という 批判 否定 の構図ではなく それぞれの政党の考えを取り上げる という報道必要である

国民を政治に関心を 持たせるためには 日頃から 国政の内容を報道することである


視聴率をとるための 特ダネ的な報道ではなく 日常の政治を報道する ことこそ 国民の政治に対する 知識が深まるのではないか

今 国会で何が 議題と上がっていて それがどう国会議員の間で論議されているのか

小さなことから 大きなことまで 分別することなく 報道する ことではないか


50%を割る投票率では 組織による 勝利であって  国民の信任を得たとは言えない




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