金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
経済的自由があなたのものになる(著:ロバート・キヨサキ、筑摩書房)
「金持ち父さん、貧乏父さん」の続編だ。
この本の面白いところは人生におけるお金との関わりを4つのセクションに分類している点だ。
すなわち
E=勤め人
S=自営業者(自由業者)
B=経営者(資本家)
I=投資家
最も大切なことは、この4つのセクションは全く違ったルールによって活動しているところだ。
今現在の私は
自らの時間を切り売りしている勤め人(E)であり、
株トレーダーは、自営業者(自由業)に属すると思われるので(S)であり、
(E)と(S)で得た資金を長期運用に回しているので投資家(I)でもある。
リタイヤ生活の時は、(E)からの資金はなくなり、(S)と(I)で得たお金と貯蓄を切り崩したお金で生活していた。
リタイヤ時に感じたのは、(S)からの資金(主にキャピタルゲイン)を得るためには、相場の上昇下降に関係なく資金を得られる状態になっていなければならいこと。さらに、(I) から得られる資金(主に配当金)も相場の上下に関係ない安全資産(国債など)にした方がいいと言うことだ。
来年は上の娘が高校3年生、下の娘は中学3年生となる。
上の娘にはこの本を読んでもらいたいと思っている。
自分が将来どのセクションに属したいのか、そのためには大学で何を勉強すればいいのか考えて欲しいからだ。