大幅反発

今日の日経平均は271円高の1万7177円と大幅に反発した。

先週末の米国株式市場は大統領選を巡る不透明感から下落し、S&P500は36年ぶりに9日続落となった。ただ、本日の朝方にFBIがクリントン氏を訴追しない意向であると報じられ、クリントン氏が大統領選に勝利する可能性が高まったとの思惑が浮上しドル円が一時104円台半ばまで円安に振れたことを受け日経平均は220円高と大幅に反発して寄り付いた。

ドル円がやや伸び悩んだこともあり日経平均は買い一巡後に上げ幅を縮めて一時は151円高となる場面があった。その後再びドル円がじりじりと円安に振れると日経平均も再び上げ幅を広げ、前場を230円高で終えた。

後場に入っても上げ幅を広げた日経平均は14時20分頃に281円高と1日の高値をつけると、そのまま高値圏で取引を終えた。

値上がり銘柄数1,489銘柄、値下がり銘柄数423銘柄。騰落レシオは121.7％、売買代金は1兆9716億5400万円だった。