大幅安

ゴールデンウィーク明けの日本株式市場は急落となった。日経平均は424円安と大幅安の14033円

ウクライナ情勢緊迫化などを背景に101円台半ばまで進んだ円高を嫌気した売りに押された。アジア株式市場が総じて軟調なことも相場の重石となった。日経平均は朝方の売りが一巡した後も反発場面もなく、じりじりと下値を切り下げて、結局安値引けとなった。

値上がり銘柄数96銘柄、値下がり銘柄数1,685銘柄。騰落レシオは86.2％と大きく下落。売買代金は2兆2286億2400万円（概算）とこのところずっと2兆円を下回っていた東証1部の売買代金は4月11日以来となる2兆円台を回復した。「閑散に売りなし」の格言のまさに逆も真なりで、主力銘柄中心に現物にまとまった売りが出た証だろう。