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面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

負け犬の何とやら。

2010年12月14日 | ニュースから
プリウス「オタクっぽい」…GMのCEO酷評(読売新聞) - goo ニュース


GMの会長ともあろうお人が、そんな子供の喧嘩みたいな言い方をして。
もうちょっと気の利いた皮肉を言うとか、あるいは話題にもあげないくらいの対応してもらいたい。
これではまるで、負け犬の何とやらのようで見苦しい。

こんな発言をしているようでは、これからのGMも期待しない方がよさそうに思えてくるというもの。
逆に言えば、会長がそんな発言をしてしまうほど、それだけ苦境に立たされているということか?


「パンドラム」

2010年12月13日 | 映画
西暦2174 年。
地球上の人口は極限にまで増え、限られた資源の争奪が頂点に達していた。
人類は地球と同じ環境の惑星タニスへの移住を計画し、選ばれた者達が宇宙船エリジウムで旅立った。

エリジウムの飛行士であるバウワー伍長(ベン・フォスター)と、ペイトン中尉(デニス・クエイド)が冷凍睡眠から目覚めたとき、船内には誰もいないかもしれないという状況にあった。
冷凍睡眠の影響により、記憶障害に悩まされる二人。
自分達は何故ここにいるのか?自分たちは何者なのか?
おぼろげに残る記憶をたどろうともがきながら船内を捜索すると、恐ろしい“何か”がいた。
こみ上げる恐怖とともに、次第に明らかになる驚愕の真実。
「パンドラム症」とは一体何なのか…?

絶滅の危機に瀕した人類にとって最後の希望である巨大宇宙船エリジウム。
地球を離れて一体どれくらいの時が経ったのだろう?
過去にいったい何があったのか?
突然襲ってくる“何か”が、なぜエリジウム船内にいるのか?
閉ざされた空間で、謎が謎を呼びながら物語が展開する。
息が苦しくなるような閉塞感と、いつ襲ってくるか分からない“何か”に対する恐怖で、何とも言えない緊張感に包まれる。
そしてこの緊張感が最高潮に達したあとにやってくる弛緩が心地よい。

ポール・W・S・アンダーソンが手がけた異色のSFスリラー。


パンドラム
2009年/アメリカ=ドイツ  監督:クリスチャン・アルバート
製作:ポール・W・S・アンダーソン
出演:デニス・クエイド、ベン・フォスター、カム・ジガンデイ、アンチュ・トラウェ

ああ、やっぱりねと。

2010年12月12日 | ニュースから
小沢氏、新党に言及 党執行部は離党勧告検討(産経新聞) - goo ニュース


新党をぶち上げては、その都度政党助成金をせしめてきた「政党助成成金」の本領が、いよいよ発揮される時がきたようで。
この成金親父からの“おこぼれ”に預かろうと群がる、血税盗人どもはどいつだ?
大金持ちの鳩までが、兄弟そろってあやかろうとするわけか。
なるほど。こうまでして金に執着することが、金持ちになる秘訣であるな。
ウ○コと、それにたかるハエどもがノウノウと血税を懐に入れる国に、誰が税金を納める気が起きるというのか!?


「十三人の刺客」

2010年12月11日 | 映画
江戸時代末期。
残虐非道なふるまいと暴政で、悪評の高い明石藩主・松平斉韶(稲垣吾郎)。
明石藩江戸家老・間宮図書(内野聖陽)が、老中首座・土井大炊頭邸の門前で、訴状を掲げつつ切腹した。
主君である斉韶の暴君ぶりを訴えてのもので、意を汲んだ土井(平幹二朗)は将軍・家慶に言上するも、穏便に済ませよとの沙汰にとどまる。
将軍・家慶の弟である斉韶は、翌年の老中就任が決まっており、国の行く末を案じた土井は、御目付役・島田新左衛門(役所広司)に斉韶暗殺の密命を下した。

新左衛門は刺客集めに乗りだす。
参謀役の御徒目付組頭・倉永(松方弘樹)を筆頭に、剣豪の浪人・平山(伊原剛志)、自堕落な生活を送っていた新左衛門の甥・新六郎(山田孝之)ら、総勢11名の有志が、新左衛門の元に集まった。
極秘裏に進められた暗殺計画だったが、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛(市村正親)は情報を掴む。
かつて剣の同門であった新左衛門と半兵衛。
世のために斉韶を殺す大義に命をかける新左衛門と、身命を賭して主君を守ることが武士の本分であるとする半兵衛。
道を違えて生きてきたものの、互いを熟知し、認め合うライバルが、己の名分を賭けて対峙する…


かつて映画が娯楽の中心として華やかなりし頃にヒットし、名作としても呼び声の高い作品を、三池崇史監督が21世紀に甦らせた。
自身初となる本格的時代劇だが、見事三池流に“料理”した手腕は見事!
特に殺陣のシーンでは“らしさ”を垣間見せる。
相手の肩口に入った刀をそのまま切り下ろすシーンや、燃える相手を頭から真っ二つに切り裂くシーンは、伝統的な殺陣には無い残酷描写だ。
一歩間違えばただのスプラッターになってしまうギリギリのところで踏みとどまり、存分に「三池イズム」を醸し出している。

また、極悪非道の主君・松平斉韶を演じる稲垣吾郎は正にハマリ役。
甘いマスクは育ちの良さが漂う一方、サメを思わせる冷たい眼差しで淡々と人を殺めていく姿は、ホラー映画を観るよりも恐ろしい。
更に、切り落とされた重臣の首を蹴鞠の如くに蹴り上げる場面は、見る者の怒りを呼ぶ。
こんな腹の底から憎しみがこみ上げるような悪役を見たのも久しぶりだったが、その悪役ぶりがまた、正義を貫く新左衛門との対決をより一層盛り上げる。
同時期にテレビドラマでも、優しそうな見かけのとんでもない悪人を演じている稲垣吾郎は、新境地を開いたのではないだろうか。


戦いの無い平和な江戸時代は、そもそも戦闘員である武士本来の存在意義を薄れさせる。
身分としては最高位に位置付けられるものの、その生活実体は、平和な社会がもたらした経済の発展を担う町人に及ばない。
平和な世の中が続くほどに、武士の多くは自身の存在意義に忸怩たる思いを抱えていたに違いない。
主君のために命を投げ出して戦うことを本意とする武士にとって江戸時代は、実は生き辛い時代だったのではないだろうか。
だからこそ、大義のために命を投げ出して戦う場を得られた新左衛門と仲間達は、喜々として戦いに挑むのである。

一方、刺客を迎え撃つ斉韶陣営も、主君を守るために命を投げ打つという武士本来の役目を果たせる場を得ることとなる。
悪辣な人物であっても主君は主君。
命を捨てても主君を守ることが武士の本懐であり、たとえ刺客に殺されることになっても、それは望むところ。
…のはずなのだが、官僚化した明石藩士達は、死ぬということの恐怖におののき、狼狽する。
ひとり半兵衛だけが、武士の本懐を胸に戦いに挑んでいたのである。
人数では圧倒的に優位であっても、彼我のモチベーションの差は天と地ほどの差がある。
十三人の刺客達にとって活路を開く道は、宿場町を要塞化するだけでなく、実はこのモチベーションの差にもある。

人を殺すことに何のためらいも無く、心躍らせて戦いに臨む斉韶。
次々に家臣が倒され、新左衛門がじわじわと迫ってくることを、楽しんでいたことだろう。
彼が生きた世が戦国時代ならば、稀代の英雄となっていたかもしれない。
しかし江戸時代にあっては、心のうちにメラメラと燃え立つ闘争本能を発揮する場面は無い。
それが残虐性の発露となり、暴君たらしめていたのだが、十三人の刺客と壮絶な戦いを繰り広げられることができ、血湧き肉躍らせていたのである。

三者三様の、侍としての存在意義のせめぎ合いが繰り広げられるラストの50分が圧巻!
オーソドックスな殺陣本来のキレイな太刀筋を描くのではなく、汗と血と土埃や泥にまみれながら、至近距離でのたうち回るように斬り合う戦闘シーンはリアリティに富み、手に汗握る迫真の場面となっていて、時間の長さを全く感じさせない。
ジェットコースターに乗っている感覚で時が過ぎ、気がつけば決着の場面へと運ばれている。


「七人の侍」のテイストに、「椿三十郎」の大立ち回りの要素が取り込まれた物語が、面白くないはずがない。
そしてその確実に面白い素材を期待を裏切らずに描かれた、三池監督作品中でも三本の指に入る大傑作!


十三人の刺客
2010年/日本  監督:三池崇史
出演:役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、沢村一樹、古田新太、高岡蒼甫、六角精児、波岡一喜、近藤公園、石垣佑磨、窪田正孝、伊原剛志、松方弘樹、松本幸四郎、稲垣吾郎、市村正親、内野聖陽

「ロビン・フッド」

2010年12月10日 | 映画
12世紀末。
十字軍遠征の帰路にあったイングランド軍は、本国へ帰還する前の最後の戦いとして、フランスのとある城に攻め込んだ。
城は陥落するも、城内から放たれた矢によって、イングランド王・リチャード1世(ダニー・ヒューズ)は命を落とす。
傭兵として加わっていた弓の名手であるロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)は、王の死をきっかけに仲間と共にイングランド軍を離れた。
イングランドへの帰途についたロビン達は、王冠を持ち帰る役目を担ったロバート・ロクスリー(ダグラス・ホッジ)一行が何者かに襲われた現場に遭遇。
敵を蹴散らしたロビンは、瀕死のロバートからノッティンガムの領主である父親に家伝の剣を届けてくれと頼まれて承諾すると、ロバートになりすましてロンドンへと渡る船に乗り込んだ。
王冠をリチャード王の母・アリエノール(アイリーン・アトキンス)に届けると、ノッティンガムへと向かう。

リチャード王の死を受けてアリエノールは、弟のジョン(オスカー・アイザック)が王位を継承することを宣言。
新しく王座についたジョンは増税政策を進めようとし、異を唱えた先王以来の忠臣であるウィリアム・マーシャル(ウィリアム・ハート)を解任すると、幼馴染のゴドフリー(マーク・ストロング)を取り立てた。
しかしゴドフリーには裏の顔があり、フランス王フィリップの手先としてイングランドの内部崩壊を企てていた。
内戦を目論むゴドフリーは、重税に不満を持つ北方の領主たちに圧力をかけることをジョン王に提案、自ら陣頭指揮を名乗り出る。

ノッティンガムに到着したロビンは、村の入り口で仲間と別れ、ロバートの父ウォルターが住むペパー・ハロウを訪ねた。
夫の留守を守り、目の不自由なウォルター(マックス・フォン・シドー)に代わって領土を切り盛りするマリアン(ケイト・ブランシェット)は、夫の死の知らせにも毅然とした態度を失わず、ロビンを招き入れる。
ロビンの名を聞いたウォルターは、彼の出生の秘密を知っていることをほのめかすと、ロバートになりすましてノッティンガムに留まることを提案した。
跡継ぎが亡くなったとなれば領地は没収されるため、マリアンの行く末を案じての提案だったが、封印された幼少期の記憶を取り戻したいロビンは承諾、マリアンも突然の出来事に戸惑いながらもウォルターの思いやりを受け入れる。
渋々ロビンを迎えたマリアンだったが、領民のために行動する彼の素朴な人柄に徐々に惹かれていくのだった。

ジョン王から反発する領主の制圧を任されたゴドフリーは、密かにフランスから渡ってきた200人の兵士を従え、税徴収を名目に各地を攻略していく。
ゴドフリーの謀略に気づいたマーシャルはアリエノールに忠告、彼女はジョン王の愛人であるイザベラ(レア・セドゥー)を介して、ジョン王にゴドフリーの裏切りを知らせた。
一方、領土を奪われた領主達は、ジョン王に対して兵を挙げる準備を進めていた。

内乱寸前のイングランドに、いよいよフランスのフィリップ王が総攻撃に動き出す。
イングランドの危機を迎えたそのとき、ウォルターから出生の秘密を知らされたロビンが立ち上がった…!


中世の吟遊詩人が生んだ伝説の義賊、ロビン・フッド。
欧米においては、欧米において数多くの文学作品や映画を通じて語り継がれてきた誰もが知るヒーローであるが、日本ではその詳細は案外知られていない。
「子供の頭に置かれたリンゴを矢で射抜いた」というウィリアム・テルの話と混同されていたりもする。
王の暴政に異を唱え、ノッティンガムのシャーウッドの森に住むアウトロー集団の頭領、という伝説を知っているだけでも珍しいほど。
そんなロビン・フッドが伝説になる前の物語であり、「男の中の男」の肖像を知ることができる絶好の作品である。

巨匠リドリー・スコットが描く本作は、高潔な魂と逞しい肉体を持つ闘いのカリスマであるロビン・フッドの実像に触れられるだけではない。
迫力満点の戦闘シーンにワクワクし、シャーウッドの森をはじめ美しいイングランドの風景を堪能できる壮大なビジュアルは見応え十分。

映画館で楽しむのに適した要素がギッシリ詰まった、本格的スペクタクル映画の快作!


ロビン・フッド
2010年/アメリカ=イギリス  監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、ウィリアム・ハート、アイリーン・アトキンス、マーク・ストロング、オスカー・アイザック、ダニー・ヒューズ、ダグラス・ホッジ、マックス・フォン・シドー、レア・セドゥー

「ヘヴンズ ストーリー」

2010年12月09日 | 映画
両親と姉を殺した犯人が自殺し、復讐の相手を無くした女の子・サトは、やり場の無い無念さに生きる屍のようになっていた。
偶然通りがかった電器店の店頭で、未成年に妻子を殺され、憤怒の会見を開いているトモキの様子を映すテレビを目にする。
サトは、「法が犯人を守っても、自分の手で犯人を殺す」と言い放つトモキに対して、いつか彼が復讐を果たすことに自分の無念を託し、その日を見届けるために、再び生きることを決意した…

トモキは、妻子を殺した殺人犯への憎しみを抱えながら殺伐とした生活を送っていたが、耳の不自由なミュージシャンのタエと出会って家庭を築き、ささやかな幸せに包まれて再び人間らしさを取り戻す…

若年性アルツハイマー症と診断された恭子は、未成年に犯した母子殺人事件で無期懲役の判決が下されたミツオの言葉を知る。
「これから生まれてくる人にも僕のことを覚えていてほしい。」
ミツオの弁護士を通じて親交を深めた恭子は、彼と養子縁組を組んだ。
恭子の介護を通じてミツオは段々と人間らしさを取り戻していき、恭子を慕う思いが心の中に育っていった…

かつて正当防衛から人を射殺してしまった警官のカイジマは、復讐代行を副業とし、射殺した相手の遺族に賠償金を払い続けながら、一人息子のハルキと二人で暮らしていた。
射殺したことに対する悔恨の情は消えることなく、カイジマを苛み続けている…


両親と姉を殺された女の子、妻子を殺された若い夫、男手ひとつで息子を育てる「復讐代行」を副業とする警官、理由もなく母と幼児を殺した青年、その青年と養子縁組する若年性痴呆症を発症した人形作家の女性。
“破滅”と“再生”とが糾える縄の如くに絡み合い、“罪”と“罰”とが糸を紡ぐように、全9章の物語を形作っていく。

突然、人々の上に襲いかかる殺人事件。
被害者の無念を晴らし、人間らしさを取り戻すために必要なこととは、「復讐」なのだろうか?
身に降りかかった災禍の不幸を呪い、憎しみをもって対処しても、人の心は晴々と穏やかになるものではない。
憎しみは憎しみしか生み出さない。
言い古された言葉ではあるが、やはり至言として心に刻み込んでおかなくてはならないだろう。

何らかの要因で凝り固まってしまった心は、その人の思考を停止させ、人生を停滞させる。
しかし、否応無く季節は変わり、時間は前へ前へと進んでいく。
経過する時に逆らうことなく、自分自身を前へ前へと進めていくことこそ、自然の摂理に適うことではないだろうか。

人間にとって、時が止まってしまうということは、即ち「死」を意味する。
「いつまでも、死んだ自分に付き合って立ち止まっていずに、前へ歩いていけよ。」
そう言いながら、亡くなった人々は生きている我々を見守っている。
そして自分たちを見守ってくれている人々が暮らす場所は、「天国」という名の楽園である…と考えるのは、生きている人間の自己満足に過ぎないかもしれないが、それでも生きている人間が前へ進むために必要な考え方かもしれない。


市川箟の「幸福」冒頭を思い出した街の遠景に、サトの顔がオーバーラップするシーンが印象深い。
また、物語終盤の青みがかった画面が心に染みる。
「復讐の先にあるもの」を探す4時間38分の旅は、必ずや心に“何か”が届けられる絶好のチャンス。
思い返すほどに様々な思いがこみ上げて来る、瀬々監督渾身の逸品!


ヘヴンズ ストーリー
2010年/日本  監督:瀬々敬久
出演:寉岡萌希、長谷川朝晴、忍成修吾、村上淳、山崎ハコ、菜葉菜、栗原堅一、江口のりこ、大島葉子、吹越満

「さらば愛しの大統領」

2010年12月08日 | 映画
史上最悪の不況に悩む大阪。
その府知事選において、お笑い芸人・世界のナベアツが、落選確実の下馬評をひっくり返して、まさかの当選を果たした。
当選直後に全裸で記者会見に臨んだナベアツ。
大阪府知事就任後の記者会見に集まった記者たちに向って、世界のナベアツは驚きの宣言をする。
頼りにならない日本政府と縁を切り、新たに「大阪合衆国」として独立し、ナベアツが初代大統領になるというのだ!
しかし就任直後からナベアツは、謎の暗殺者から命を狙われ…


奇抜なストーリーに基づいて、一応の筋立てはあるものの、スクリーンに繰り広げられるのはショートコントの羅列。
目くじら立てて「こんなもん、映画と違う!」といきり立つよりは、コントの連発の中で、自分の感覚に合うものがあれば笑えばいい。
パーツ、パーツが独立して、それぞれが個別に面白く、全体としてひとつの物語になっていてオチもキチンと用意されている。
例えが古くて恐縮であるが、番組全体を通して一つのストーリーが流れていく「オレたちひょうきん族」を見ている感覚と言えばいいか。
あるいは、「8時だよ!全員集合」のオープニングコントが丸々ひと番組分ある感じか。
(どっちも分かり難いな…)

「アメトーーク」などの放送作家でもある世界のナベアツの初監督作品。
共同タッグを組んだのは、ノバウサギ、ジョージアコーヒー「明日があるさ」などのCMを手掛けてきた柴田大輔。


さらば愛しの大統領
2010年/日本  監督:柴田大輔、世界のナベアツ
出演:宮川大輔、ケンドーコバヤシ、世界のナベアツ、吹石一恵、大杉漣、志賀廣太郎、前田吟、宮迫博之、仲村トオル、釈由美子

離婚式

2010年12月07日 | ニュースから
結婚指輪つぶし最後の共同作業…「離婚式」人気(読売新聞) - goo ニュース


前にテレビ番組で紹介されていたのを見た。
双方の友人知人が集まって、ある種の「残念会」みたいな、何とも言えない雰囲気が漂っていた。
結婚指輪を二人で壊して結婚生活に幕を引くという儀式は、ある意味で結婚式で指輪を交換するよりも、内容は重いかもしれない。

放映されていたカップルでは、元奥さんは涙を流していたし、ニュースでは1割程度のカップルが離婚を思いとどまるというところに表れているのではないだろうか。
結婚したときには無かった“重み”が、指輪にはこもっているに違いない。
それが、二人で過ごしてきた年月の重さということだろう。

テレビで見たときは「キワモノ」として否定的に見ていたが、順調に(?)ビジネスとして伸びているところをみると、離婚という“儀式”には、結婚式とはまた違った思い入れが生じるということなのだろう。
しかし決して世話になりたくないサービスである…


「フツウのキャバクラでした。」

2010年12月06日 | よもやま
自民・今村議員団体、またキャバクラ費計上(読売新聞) - goo ニュース


一度やって叩かれたのに、また同じことをやって叩かれるとは、アホ丸出しにも程がある。
ロクなスタッフを雇っていない証拠であるが、そんなスタッフを使っている議員本人のレベルも知れるというもの。

「フツウの店でした」と報告されたから見逃したという言い逃れも噴飯もの!
「フツウのキャバクラの店でした」という言い方だったら気づいたのか?
ちょっとでも知恵の働くスタッフなら、そんな言い方するわけがないが、“前科”があるのだから、もう一歩つっこんで、
「フツウの店て、どんな店やったんや?」
と確認するのがフツウだろう。

後輩諸氏の指導において、
「同じ失敗を2度するな。ただし2度目までは許すが、3度やったら終わりやぞ」
と言うのが自分の流儀だが、この議員の場合はあまりにも軽率、あまりにも低次元であり、2度目が許されるものではない。
しかしこういう人間は、何度やっても懲りないだろう。
またしばらく経ったら同じことをやるんじゃないか?
その時には、さすがに党をクビになるか、議員バッジを取り上げられるかもしれない。
ゆめゆめ、お気をつけあそばせ…というのもアホらしいほどのバカ議員だ。
これで莫大な歳費がもらえるんだから、「気楽な稼業と、きたもんだ♪」と植木等が歌いそうだ。


素質

2010年12月02日 | 野球
ヤクルト・一場を救ったノムさんの親心「やめさせないでほしい」(夕刊フジ) - goo ニュース


そういえば今季、一場を見ることが無かったなぁ…と思ったら、1軍登板が一度も無かったという。
ドラフトの目玉として騒がれたものの、裏金問題でダーティなイメージが付いたのがケチのつきはじめだったか。
大学時代の実績に対する自信からだろうが、入団時には不遜な態度も見られたものだった。
ところが、楽天でローテーションの一角としての活躍が期待されたものの全く振るわず。
結局芽が出ないままヤクルトにトレードされたが、それはノムさんの親心からのものだった。

そしてヤクルトでも芽が出ないまま、明大の大先輩だった高田監督が去ったことで後ろ盾を失い、去就が云々されることになろうとは、入団時の騒ぎは何だったのか?というところだ。
彼を入団させるために裏金が動き、関与したいくつかの球団フロント役員の首が飛んだほどであったのに。
確かタイガースの野崎球団社長(当時)も、一場への“栄養費”だとか何だとかの金を提供したということで辞職に追い込まれたのではなかったか。

そんな一場がついにクビを宣告されそうだったところを、ノムさんが助け舟をだしたという。
ノムさんらしい話だが、やはりそれだけ一場には素質があるということなんだろう。
多くのオトナを躍らせ、ノムさんに助け舟を出させた一場の真の実力を、来年こそ見せてくれるか!?