面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

人数の問題?

2010年12月21日 | よもやま
私鉄駅員らへの暴力、60代が最多(読売新聞) - goo ニュース


過日、我が社の社員が泥酔しての帰宅途中、電車内で他の乗客とモメて、それを止めようとした駅員に暴力を振るったとしてブタ箱に入れられるという情けない事件があった。
普段は大人しいのに酒を飲むと一変し、彼を知る人は皆、彼と一緒に酒を飲むのを嫌がっているという。
自分も少し知っている人であるが、暴力沙汰を起こすなど想像できない。
しかし普段、あまりしゃべらず大人しくいる分、いろんなものを心の中に溜め込んでいて、酒が入るとそれがイッキに表出してしまうのだろうか。
何にしても性質が悪い。

駅員への暴力沙汰の犯人は、60代が最も多いとの調査結果であるが、いわゆる「団塊の世代」であり人数が多いことも影響していないか?
同期の人数が多い分、出世競争に敗れる人数も多く、ストレスを溜め込んでいるサラリーマンの人数もかなり多いことが想定される。
10代が少ないのは、そもそも10代の人数が激減しているからだとも言える気がするのだが。

いずれにせよ、酒を飲んで憂さを晴らすのはいいが、更に延長させて周囲を巻き込んで暴力に及ぶなど言語道断である。
もうホンマにエエ歳なんやから、それくらいの分別はつけてもらいたいものである。
なんせ人数が多いのだから。