面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

中途半端

2009年06月21日 | ニュースから
250円でもダメだった? 吉野家HD、低価格ラーメン撤退(読売新聞) - goo ニュース


「びっくりラーメン」は180円だったからこそ、存在意義があったのだと思う。
それが、少々味を良くしたからといって250円ラーメンにしても、そんな中途半端な値段では消費者は食いつかない。
もともと、激安メニューで打って出ていたのに、急に店舗を拡大し過ぎては破綻は目に見えている。
そこの見込みが甘かったなら経営者失格であるが、もしかしたら稼げるだけ稼いだら他の経営者に丸ごと売りつけるつもりだったとすれば、これも経営者として社会的な責任に対する意識が低すぎる。
従業員の生活を何とも思ってないとしか受け取れない。

どっちにしても、250円という中途半端な戦略をとった吉野家の経営ミスであり、かつて牛丼の老舗だった吉野家をぶっ潰してしまった経験が活かされていないということを、さらけ出してしまったのではないだろうか。

世界最速公開!

2009年06月20日 | 映画
世界最速公開ということで、「トランスフォーマー リベンジ」を観るために、仕事も切り上げて劇場へ!
(実際はレイトで観たのでホンマの「世界最速」ではないけどね)

相変わらずエエノリしてる♪
もうとにかく、ロボットがどったん!ばったん!なワケで、それ以上でもそれ以下でもなく!?

いや~、最高!good job!

というわけで、取り急ぎ興奮を書き留めて、また改めて…

「消されたヘッドライン」

2009年06月19日 | 映画
ワシントンD.C.のダウンタウン。
一人のドラッグ中毒の黒人少年が、裏通りで何者かに射殺された。
ワシントンD.C.の朝、とある地下鉄のプラットホーム。
若手のホープとして将来を嘱望されていた国会議員スティーヴン・コリンズ(ベン・アフレック)のもとで働いていた女性職員ソニアが、出勤途中に地下鉄のホームから転落して死亡した。
コリンズは、記者会見の場でこの訃報に動揺して醜態を演じてしまい、興味を抱いたマスコミによって、ソニアとの不倫というスキャンダルを暴かれる。

ワシントングローブ紙のベテラン敏腕記者のカル(ラッセル・クロウ)は、この二つの事件の奇妙な関連性を発見する。
彼は、リン編集局長(ヘレン・ミレン)からコリンズと接触するよう言われ、Web担当記者のデラ・フライ(レイチェル・マクアダムス)
やがて彼の調査は思わぬ事件の真相に迫るが…

『アメリカン・ギャングスター』で正義を貫く辣腕刑事を演じたラッセル・クロウが、今度は、友人である国会議員のスキャンダルをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていくベテラン新聞記者を好演。
巨大軍事産業を取り巻く“タブー”に触れ、時には命さえも危うい状況に我が身を置きながらも核心へと迫っていく敏腕記者の姿は見応え充分。

闇に潜む悪を暴き、正義と真実を徹底的に追求する執念に、ジャーナリストとしての使命感がほとばしる。
ジャーナリストに少しでも憧れた経験のある人間には堪えられない面白さ!
そうでない方にも、最後まで心地よい緊張感に包まれながら、謎解きとして楽しめる佳作。


消されたヘッドライン
2009年/アメリカ  監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、ヘレン・ミレン、レイチェル・マクアダムス、ジェイソン・べイトマン

「レスラー」

2009年06月18日 | 映画
プロレスラー三沢光晴さん、試合中に倒れ死亡(朝日新聞) - goo ニュース


ノアの三沢の訃報が流れたからというわけではなかったのだが、ちょうど都合が合ったので「レスラー」を観に行った。
とはいえ、若干のミーハー心も持ちつつ席に着いたのだが、エンドロールが流れて場内が明るくなると同時に、そんなミーハー心は雲散霧消した。
映画を観る前に三沢のニュースをいろいろ読んでいたが、この作品の封切りと時期が重なった訃報に、何か因縁めいたものを感じずにはいられない。
「人生は全て必然」と考えているが、自分の人生とは関係なく、これもある種の“必然”と言えるのかもしれないと思うと居たたまれない…

1980年代、全米ナンバー1の人気を博したプロレスラーのランディ・“ザ・ラム”・ジョンソン(ミッキー・ローク)。
50代となって年齢的な衰えを隠せない今でも、スーパーのアルバイトで糊口をしのぎつつ、ドサ廻りの興業に出場していた。
リングでは、かつての名声はまだまだ威光を放ち、先々では熱狂的なファンからの熱い声援が絶えることはなく、それが彼の心の拠りどころであった。
ある日ランディは、ステロイドをはじめとする様々な薬の副作用から心臓発作を起こし、緊急手術を受けて一命をとりとめたものの、医師からは引退勧告を受けてしまう。
馴染みのストリッパー・キャシディ(マリサ・トメイ)に顛末を打ち明けると、家族と連絡をとるよう勧められた。
長らく会っていなかった娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に会いにいったランディ。
最初は拒絶されるものの、キャシディのサポートもあって関係を修復し、ディナーの約束をしたのだが…

哀愁漂うランディーの後姿は、たまらなく愛しい。
その姿がまた、かつて一世を風靡したミッキー・ロークと見事に重なり、可笑しいほどに哀しい。
また、ランディーが思いを寄せる場末のストリッパー・キャシディを演じるマリサ・トメイの演技は、物語に更なる彩…いや、痛々しさを添えて素晴らしい。
年齢的にどうしようもない肉体的な“熟れ具合”が、ランディーとの心の交流に深い味わいをもたらし、放散する艶と相まって息苦しいほどに切ない。

上映時間を忘れて見入っているうちに、神がかり的なラストシーンへ導かれたが、観終わってから振り返る度に、“熱い哀しみ”がこみ上げてくる。
三沢のニュースに関係なく、またミッキー・ロークの“自伝的作品”という意味合いも関係なく、ランディーの生き様を通して、「男」という生き物の悲しくもおかしい、どうしようもない「性(さが)」を、エグい程に曝け出す珠玉の傑作。


レスラー
2008年/アメリカ  監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド

ゴジラ現る

2009年06月17日 | ニュースから
阪神がヤ軍松井どりへ調査「資金が問題」(日刊スポーツ) - goo ニュース


ヤンキースを追われそうなゴジラ・松井。
もともとタイガースファンだった彼。
ようやく希望するチームに入団できることになりそうな、ならなさそうな!?
もう34歳とはいえ、当面のクリーンアップを任せることはできるし、何より金本から次代の4番への橋渡しには適任だ。

…次代の4番は誰やねんという別の議論はあるが。

確かドラフト会議でタイガースも入札したものの、競合した読売の長島監督がクジを引き当て、思わずガッツポーズをとったのも今は昔。
(そんなシーンがなかったか!?)
確かタイガースからは中村勝広監督(当時)がクジを引いたと記憶しているのだが、あまりにも役者が違い過ぎるので、そらしゃーないわな…と個人的には諦めたものだった。
ヤンキースのGMが契約を更新しないと明言しているのは周知の事実であるが、ヤンキースでプレーしたかったから大リーグへ行った松井が、他の大リーグチームで必ずしもプレーしたいわけではないのではないだろうか。
さあ、そうなれば今季ロッテに復帰した井口のパターンを是非にと期待したいところ。

であれば、どこに入団することになるか。
読売時代に“うさぎ小屋ドーム”の人工芝でヒザを故障したと言われており、今も状態は決して良くないことも勘案すれば、天然芝の球場を本拠地にするチームが大前提となる。
そして、かつて掛布に憧れてタイガース・ファンだった松井であるのだからして、日本球界復帰先は、我が阪神タイガースしかあるまい!

ぜひ来てください。


「蛇にピアス」

2009年06月15日 | 映画
痛い、痛い…
痛くて映像を直視し続けられない。
顔のあちこちにピアスをあけ、体には刺青を彫る…

渋谷の街をあてもなく彷徨うルイ(吉高由里子)。
ある日、クラブで出会ったアマ(高良健吾)の一言に、単調な毎日に変化が起きた。
「スプリットタンって、知ってる?」
蛇みたいに割れた彼の舌に、ルイは心を奪われる。
眉と唇にピアスをし、背中には竜の刺青があるアマと付き合い始めたルイは、彼に連れられて行った店で、店長のシバ(ARATA)と出会う。
顔中にピアスをし、全身に刺青を入れ、アマ以上にパンクで怪しげな風貌のシバ。彼から舌にピアスをあけてもらったルイは、スプリットタンになるだけでなく、自分の体にも「美しい絵」を彫りたいという衝動に突き動かされた…

痛みを感じる瞬間にしか“生”を実感できないくらい、生きているという感覚が稀薄なのは、なぜなんだろう…
痛く、切なくもドライな…ラブ・ストーリー。

演劇臭さの無い、蜷川監督の自然な演出はさすが。


蛇にピアス
2008年/日本  監督:蜷川幸雄
出演:吉高由里子、ARATA、高良健吾、あびる優、市川亀治郎、井出らっきょ、小栗旬、唐沢寿明、ソニン、藤原竜也

金本

2009年06月15日 | 野球
「虎バン」でゲストの岡田前監督が気になることとして挙げていた、金本のとある打席。
初球を簡単に打ち上げてのレフトフライ。
「え?そんなことがあったん?」
と思ったら、案の定岡田前監督も、
「イニングの先頭打者で打席に入って、初球から打っていったのは、4番に入れて以来初めてと違うかな…」
とコメント。

岡田前監督はハッキリとは口に出さなかったが、自分が違和感を覚えた理由と、同じことを言いたかったのではないだろうか。

それは…

金本の気持ちが切れてしまってはいないか?ということだ。
岡田前監督は、初球から長打を放って、チームを勢い付けたかったのかもしれないと、何か歯にものが挟まったような言い方をしていたが、その解釈には多少無理があるだろう。
どこまでもチームのためを考える金本は、イニングの先頭打者として打席に入るときは、どんな形ででも、まずは塁に出ようとする。
それが、いかにも簡単に、初球からポンと凡フライを打ち上げてしまった姿は、何か“気持ちが入っていない”ように見えて仕方がなかった。

岡田前監督の言ったことが当たっていて、自分の感覚が杞憂であってくれるならいいのだが…

5月から成績が急降下し、今月は打率が2割を切り、ホームランも出ていない金本。
肉体的な疲労が、気持ちだけではカバーできないくらいのレベルにきているのではないだろうか。

いよいよ、連続出場記録に対して、自分で“ケジメ”をつけるべき時期が来たか…!?

同窓会(その1)

2009年06月13日 | よもやま
大学のOB会による「卒業年度別記念同窓会」というタイソウな同窓会開催に向けたの会合のために、2年ぶりくらいに京都の母校へ。
「第一回企画検討会議」とかいう、これまたタイソウな名前の、要するに“打ち合わせ”に出席した。

初めて会う諸先輩方はともかく、卒業以来久しぶりに会った同期が懐かしく、楽しいひとときを過ごせた。
そして、次回の会合に向けて段取りを決めたのだが、さすが幹事を引き受けた面々。
さくさく進め方を決めていった。
勤め先では中核を担う連中故、これから先困難がつきまとうことだろうが、このメンバーならなんとかなりそうだ♪

次は7月中旬。
あ、今度は早めに大学へ行って先生を訪ねよう。