面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

写メ文化

2010年05月27日 | ニュースから
若き介護士の悪意なき軽率行為、虐待でないが…(読売新聞) - goo ニュース


手当たり次第、興味がひかれたものに対して携帯電話のカメラを突きつけて撮影する。
いわゆる“写メ”に対する罪悪感はもちろん、被写体に対する躊躇というものは、このニュースに登場する介護士達や、彼らと同年代の若者達には無いのだろう。
テレビのニュースなどに映る、見境の無い“携帯の山”。
自分の興味を満たし、“珍しい写真”を撮ってコレクションを増やすか、仲間にメールで送って話題を作ることしか考えず、被写体がどう感じるかなど思いも及ばないことの現れではないだろうか。
“写メ文化”とでも言うべきものが広がり、自分に置き換えて考えることができない、低次元な思考パターンの人間が増えているように感じるのが気のせいであればいいのだが…