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ゴイスー

2009年09月18日 | 野球
イチロー、9年連続200安打…大リーグ初(読売新聞) - goo ニュース


大リーグは日本に比べて試合数が多いとはいえ、9年連続で200本以上の安打を打つというのは至難の業。
成し遂げたイチローは、やはり凄いとしかいいようがない。

シーズン最多安打記録や今回の9年連続200本安打など、世界記録を塗り替えるたび、破った相手として紹介される選手は戦前の人間ばかりなのが凄い。
年間最多安打の記録を樹立したとき、抜いた選手はシスラーだったか?(間違っていたらご容赦…てか教えてください)
今回の9年連続200本安打の場合は、8年連続を達成していたウィリー・キーラーという選手の記録を抜いたもので、なんと108年ぶりの新記録というから恐れ入る。
また、通算9度のシーズン200安打達成という記録も、「球聖」と呼ばれるタイ・カップに並ぶというから、もうイチロー自体が伝説化していると言えようか!?

ちなみに、通算10度のシーズン200安打を記録し、世界記録となっているのがピート・ローズだったことを初めて知った。
自分が大リーグにハマっていた頃のスーパースターだった「ビッグ・レッド・マシン」ピート・ローズに並べば、イチローはスーパー・スターの地位を確固たるものとすることができる。

と思っているのは、もしかすると自分が日本人だからではないか?と考えたり…
純粋のアメリカ人ではない、東洋から来た“イエロー・モンキー”が記録保持者になることが、人種差別の坩堝であるアメリカで果たして認められるのだろうか。
杞憂であればよいが。

そんな心配をよそに(当たり前)、孤高の旅を続けるイチローに、幸多かれと祈るばかり。
なにはともあれ、イチローはすごい。


「しんぼる」

2009年09月18日 | 映画
ダウンタウン・松本人志監督作品第2弾。

前作の「大日本人」は、大日本人と言う先祖代々受け継がれてきたヒーローを追うドキュメンタリー調の進み、それなりにストーリー性があったが、今回の「しんぼる」は、松っちゃんの頭の中のイメージをそのまま映像化して繋いだような、観念的な作りとなっている。
映像としては、前作に比べてはるかにしっかり撮られていて、最後まで「映画らしい」仕上がり。

「大日本人」では、カンヌでの上映会において、日本語のセリフに付けられた英語の字幕のせいで、思わぬところで笑いが起きたことから、今回は極力日本語のセリフを排除している。
メキシコを舞台にした場面があり、そこではラテン語での会話が交わされているが、こちらの場面も言葉が無くても堪えうるのではないかと思われる作り。

前作以上に、松っちゃんの“頭の中”に溢れる笑いのイメージが映像化された怪作。
理屈不要、先入観と予備知識も排除して、スクリーンに繰り広げられる「松本人志ワールド」を体感すべし。


しんぼる
2009年/日本  監督:松本人志
脚本:松本人志、高須光聖
出演:松本人志