面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

ようやく

2009年09月13日 | 野球
神2―1横(13日) 阪神が3位浮上(共同通信) - goo ニュース


今日も昨日に引き続き、2つのチャンスが目の前に転がっていたタイガース。
  その1:3位浮上
  その2:カード勝ち越し
昨日負けたことにより3連勝のプレッシャーが無くなり、最近ではあまり高いハードルになっていない横浜3連戦勝ち越しとなったところで、今日は勝てる可能性はぐっと高まったと言えようか。
なんとも情けない話ではあるが、3連戦を2勝1敗で確実に勝ち越しを積み上げていくことは、3位を確保するための最低限の条件であり、これをクリアしない限り未来は見えてこない。

先発は“大年寄”下柳。
となると、先発捕手はこれまた“大年寄”矢野で、いわゆる「アラフォー・バッテリー」で始まったこの試合。
しかしいつもと風景が異なったのは、先発のトップバッターに、なんと育成枠から這い上がってきた野原が入っていたこと。
これは素晴らしい!
昨日の試合で赤星が倒れたことによる緊急措置的な要素もあるとはいえ、活きのいい若手を起用することはタイガースにとって緊急かつ最重要課題。
この起用は評価に値する。

野原は2安打して起用は成功したものの、それが直接チームの勢いにはつながらず、畳み掛けてイッキに相手を突き放すチャンスも1点の勝ち越しという最低限の仕事で終えた不甲斐無い野手陣を、強力リリーフ陣でカバーし、なんとか勝ち星をもぎ取ってやれやれ…

とりあえず、ここ2年ほどの恒例となっている“息切れタイガース”そっくりの展開を見せているスワローズをついに抜くことができた。
このことは素直に喜ぶが、あとは最後までこの位置をキープし続けられるかどうか。
頼むでしかし(横山やすし風)


国民性

2009年09月13日 | ニュースから
他党批判CMは“逆効果” 6割が悪印象と回答(共同通信) - goo ニュース


選挙前、テレビだけでなく“不思議な”冊子を大量にばら撒き、民主党に対するネガティブキャンペーンをはった自民党。
個人的にはただの自民党の悪あがきにしか見えず、また他人のアラ探しと足を引っ張るような言動は見ていて不快で、見る回数が増えるほどに辟易とするばかり。
これが果たして効果があるのか?と思っていたが、やはり世間一般的にも逆効果だったようだ。

アメリカでは、選挙のたびにネガティブキャンペーンで相手陣営の中傷合戦が繰り広げられるが、それを日本人の多くはどうとらえているのか、自民党には全く理解できていなかったようだ。
日本には古来より、相手を誹謗中傷することに対して『いさぎよし』とはしない思想があると考える。
この『いさぎよし』という考え方は、アメリカではあまり一般的ではない気がするのだが、日本にはまだまだ残っているのではないだろうか。
その辺りの国民性の違いを読めなかった自民党は、やはり「もうお前は死んでいる」という状態だったと言えよう。
こんなところからも、自民党大敗が必然であったことが証明されているような…