面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

ニコール・キッドマン

2006年08月06日 | 女優
せっかく「女優」というカテゴリーを作ったので、やはりお気に入りのスターをUPしておかねばなるまい。

お気に入りのスターは二人。
まずは第1位のニコール・キッドマン。

何も申しますまい。
名づけて『パーフェクト・ビューティ』(勝手命名!)の超売れっ子女優の一人である。
肖像権の関係で突然告訴されてもかなわないので写真掲載は控えるが、どこの検索エンジンでも「ニコール・キッドマン」と入れれば、いくらでも写真が拝めるので、そちらをご覧いただければ一目瞭然、説明不要。

彼女の『パーフェクト・ビューティ』ぶりを特に際立たせる作品のひとつとして、最近の作品では「ステップフォード・ワイフ」をお勧めしたい。
テレビ局の敏腕プロデューサーだったジョアンナ(ニコール)は、自分の番組が原因となった事件に巻き込まれて退職に追い込まれ、同じテレビ局の幹部だった夫(マシュー・ブロデリック)も共に辞職してNYを後にし、コネチカット州のステップフォードという“由緒正しい”街に引っ越してきたが、その街にはとんでもない秘密が隠されていて…。
大好きな“な~んにも考えずに単純に楽しめる”という、映画の基本を踏襲した作品なのだが、後半に登場するNY仕込のキャリアウーマンの装いだった彼女が、ブロンドヘアーも鮮やかに、ひらひらにドレスアップした姿でスーパーマーケットに登場するシーンは圧巻。
等身大の人形か!いや、完璧な美を追求したアンドロイドだ。

映画ファンならご存知のように、数え切れないほどの作品に出演している彼女。
ムーラン・ルージュ」においても『パーフェクト・ビューティ』の称号をほしいままにする美しさで魅せている。
もちろん、ニコールの魅力はその美しさだけではない。
どんな役柄もこなしてしまう確かな演技力は、数多いるハリウッド女優の中でも際立っている。
今秋、「記憶の棘」という作品が公開されるが、この中でも卓越した演技を見せており、特に哀しみを湛えた“目”が印象的だ。
(また別の機会に本作を紹介したい)

書き出すとキリがない…ので、このあたりでおいとこう。

大後寿々花

2006年08月06日 | 女優
「女優」というカテゴリーを作ってみた。
映画を観ていれば、当然気になる俳優が出てくる。
“そっち”のケはないし、あまり男優のことを書く気はしない。
従って、映画俳優について触れる場合は、必然的に女優が多くなるという予測から、新たなカテゴリーを設けた。
(…だからどう?という気もするのだが)

沢尻エリカ、香椎由宇ときて3人目は大後寿々花。
(またしても忸怩たる思いで「ジャンル」は「アイドル」…)
ご存知の方はどれくらいいるのだろう?
名前は「おおごすずか」と読む。
名前から受けるイメージでは、失礼ながら大成するかな…という感じであるが(全くの私見ですので悪しからず)、ちょっと検索すれば、ドラマにCMに活躍著しい様子が見て取れる。
先の質問は大ヤボというもの。

93年の8月5日生まれというから、13歳になったばかり。
“女優”というよりは、まだ“子役”か!?
彼女の存在を知ったのは「北の零年」であるが、作品としては個人的に全くイケてなかったので、出演していたことも忘れていた。

「このコ、凄いんちゃうん!?」と感じたのは、やはり「SAYURI」である。
主人公・さゆりの少女時代(千代)の役で出演していたが、桃井かおりを向こうに回して堂々たる存在感を示していた。
ハリウッド監督のロブ・マーシャルのもと、臆することなくさゆりを演じきり、強烈な印象を与えたに違いない。

直近の作品としては「バルトの楽園(がくえん)」に出演しているが、アメリカの次はドイツと、着々と世界制覇を目指しているよう。
末は国際派大女優か!?
島田陽子を軽々と飛び越えるかもしれない。
(引き合いが古すぎる!?)

来年公開予定の「遠くの空に消えた」(行定勲監督)にも出演し、神木隆之介の相手役を務めている。
(実力派子役を集めた“売れ筋”狙いな作品やな!?)
誠に将来が楽しみな、大女優のタマゴである。