面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「スター・ウォーズ エピソード4」

2006年08月13日 | 映画
WOWWOWでは今月、「スター・ウォーズ」シリーズの一挙放送をやっている。
自分や紫亭京太郎氏を映画好きに引き込んだ作品である。

その記念すべき“第1作”(今では「エピソード4」などと命名されているが)を深夜にも関わらず、ついつい観てしまった。
だいたい、わざわざWOWWOWで観なくても、かのDVD3巻セット「STAR WARS TRILOGY」を持っているのだから、いつでも観られるのだ。
(いまだに観ていないのだが…)
と言いながらも、ついチャンネルを合わせてしまい、更についつい見入ってしまうところがこの作品の魔力と言えようか。

何も申しますまい。
(最近、記事で何も申さないパターンが増えているような気が!?)
映画の王道、スペースオペラの覇道、エンターテイメントの究極を行く、痛快娯楽活劇の名作中の名作である。
この“第1作”が制作された当時では最新の特撮技術を駆使した映像は、子供心に(まだ子供だったんですよ!でもライブで観たという事実は如何ともし難い)衝撃を受けた。
特に、当時は珍しかったメイキング番組をテレビで見たことを記憶しているが、その中でラストのデス・スターにおける“ドッグ・ファイト”シーンでは、デス・スターのミニチュア模型に作られた小さな“谷間”の空間に、先端に超小型カメラをセットした棒を差し込んで高速で模型を動かして撮影した、という話に感動したことを覚えている。
今のように高度なCG技術など無かった時代に、模型を使った最大限の創意と工夫を凝らした映像は、それだけで感嘆に値する。

とにかく、このスター・ウォーズシリーズは、細部まで描き込まれた世界観と、その時代における最新のVFXを駆使した映像など、映画史に燦然と輝く記念碑的作品である。
いまだご覧になったことが無いと仰る方は、何はともあれまずはご覧いただきたい。