きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

中國が、南シナ海で採掘撤収をしたのは、

2014-07-17 09:19:54 | 政治関係

中國が、南シナ海で採掘撤収をしたのは、       (2014-07.17.)

中国がパラセル(西沙)諸島での石油掘削施設を予定より約1カ月も早く撤収した。中国当局は「予定通り円滑に目的が達成され、石油とガスが発見された」と説明はしたものの、見つかった埋蔵資源の量や質などについて、何も言及がなかった、米上院が「中国非難決議」を可決した5日後というタイミングから見て、中国は国際社会からの圧力で施設の撤収を強いられたことを強く印象づける形となった。

中國はアメリカとの本格的な対立を避けたいとの思惑があったが、ベトナムとの対決で国内向けには、毅然とした対決姿勢をアピールしてきた。しかし、中国のこの挑発行為が、思惑とは逆に、国際世論はベトナム支持にまわり、更にアメリカ迄もが、ベトナム側を明確にした事は、中国に取って、大きな誤算をしたようである。

習近平政権になってから、中国の外交は同じようなことを何度も繰り返してきた。尖閣諸島(沖縄県石垣市)への日米安保の適用についても、米大統領は長年曖昧な態度を取ってきたが、習政権の強硬な対日姿勢を受け、態度を明確化することになったのである。

北京の国際問題専門家は「今回は国際社会の圧力で一時引いたが、習政権は同じ政治手法をとり続ける限り、また、すぐに別の周辺国と、トラブルを起こすだろう」と話している。

【経済裏読み】中韓に妨害されても日本の国際好感度は、「5位」と世界の上位にある。

他国は参考の為、中國9位、韓国11位、である。「世界から孤立」しているのはむしろ中韓の方である。

(えびなたろう)