きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

脱法(ハーブ)ドラッグの規制強化を早急に!

2014-06-28 11:03:30 | 政治関係

脱法(ハーブ)ドラッグの規制強化を早急に!        (2014-06.28.)

24日の夜JR池袋駅の繁華街で、車が暴走し、死傷者が多数出た。この事故で自動車運転死傷処罰法違反容疑で逮捕された37歳の男は、「運転する前に車中で脱法ハーブを吸った。途中から全く覚えがない」と供述している。意識はもうろう状態で100メートルほど暴走している。

「脱法」とは「法の網を潜る事」で「法律に触れない様な方法で実際は法が禁止している事を犯すこと」なのである。「一般には捕まっても大した事はないだろう」と安易に感じやすい響きがある。

警察庁によると、昨年は176人が脱法ドラッグ関連で摘発され、09年の16倍に上ると言う事である。薬事法で「指定薬物」とされた成分を含む脱法ドラッグの販売は禁止されている。

其れにも関わらず、“お香”や“アロマ”などと偽り、繁華街や、インターネットで公然と売られているのが最大の問題で有る。数千円程度で比較的価格も安い物が多い。

厚生労働相は、昨年3月、成分が似た薬物を一括して規制する「包括指定」を導入している。

しかし、その成分を特定する簡易鑑定の手法が確立されておらず。結論が出るまでに約1か月が掛かると言う事である。従って、鑑定技術を向上させ、怪しいドラッグで有っても鑑定結果が出るまでは、販売を禁止する処置が必要ではないでしょうか。

若者の中には、友人に誘われ、興味本位に手を出すケースが少なくない。簡単に手に入る為、罪悪感が希薄な事も、蔓延の原因になって居る。

政府は、脱法(ハーブ)ドラッグの違法性を周知徹底させると共に、特に学校などと連携して啓発や更生に力を注ぐべきであると思う。

(えびなたろう)


「日米分断」失敗に焦る習近平

2014-06-27 06:30:29 | 政治関係

「日米分断」失敗に焦る習近平        (2014-06.27.)

安倍政権による対話呼びかけに、拒否を続けてきた習近平中國国家主席は、最近態度を軟化させて来た様である。

中國外交関係者はその理由について、オバマ米大統領が4月に訪日し、「尖閣諸島が日米安全保障条約の適用対象である」と米大統領として初めて明言した事が大きいと解説する。

習主席ら対日強硬派は、オバマ発言に大きな衝撃を受けたと言う。習政権がそれまで、歴史問題などでの“対日共闘”を米国に呼びかけるなど、大きな外交課題として取り組んできたが、「日米分断」が奏功しなかった事が明らかになったためだ。

これ以上、日本に高圧的な態度を取り続けると、東シナ海で米軍と直接対決する場面が増える恐れがあり、中國共産党の改革派からは「早急な対日関係改善」を求める声が高まったと言う事である。

其の上に、日本からの投資や技術を熱望する経済界も此れに同調し、大きな圧力に成った様である。

習主席に対し、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に、安倍首相と会談する様求める声も党内で大きくなっており、「APECまでに、安倍政権から

少しでも譲歩を引き出したい習主席とその周辺は、かなり焦っているようである。

今年の後半から、来年にかけて、中國経済は、今迄とは異なり、其れにシャドウ・バンキングの問題が重なって来ることを思えば、中国の今迄の強気姿勢は取れないと思われる。

ここへ来て、高村正義自民党副総裁や、吉田忠智社民党党首らが相次いで北京を訪れたほか、26日からは、太田明宏国土交通相が訪中し、複数の閣僚と会談する予定であると言う事が、軌道修正を余儀なくされた中国側の事情があると言う事を物語っているのである。

(えびなたろう)


身近だった「トノサマガエル」が消えた 

2014-06-26 06:34:15 | 政治関係

身近だった「トノサマガエル」が消えた        (2014-06.26.)

 滋賀県彦根市の地方気象台で4月「トノサマガエルの初見」が観測された。此の観測が記録されたのは、実に10年振りの事だ。全国各地の気象台は、「ソメイヨシノの開花」や「ウグイスの初鳴き」など、四季折々に応じて動植物の観測もおこなっている。

しかし、トノサマガエルは環境相のレッドリストに「準絶滅危惧種」に指定されるまでに減少しており、既に観賞対象から除外している気象台や観測所もある。彦根は久々の”再会“に湧きあがったが、トノサマガエルはすっかり「身近な生き物」ではなくなっている。

 彦根地方気象台がトノサマガエルの初見を記録したのは、今年4月30日である。男性職員が、気象台から約2キロ離れた水田脇を歩いていたら、胴体の黒い斑点などからトノサマガエルと確認された。

 同気象台は、昭和28年(1958年)からトノサマガエルの初見を観測している。平成16年までは、昭和51年(1976年)を除いて毎年3月下旬から5月上旬にかけて、トノサマガエルの初見が記録されている。

 しかし、最近は気象台周辺でも、宅地開発で水田が減ったり、用水路もコンクリートで固められたりで、明らかに生息数が激減していると言う。トノサマガエルの減少は全国的な問題になっており、平成24年度には環境省のレッドリストに「準絶滅危惧種」として新たに記載されたほどだ。

 彦根気象台では、動物ではヒバリやウグイスの初鳴き日、トノサマガエルや燕・モンシロチョウの初見日など11種類の11現象を、植物はウメやツバキの開花日、イチョウの発芽日や落葉日など12種類の16現象を観測している。

 気象庁によると、トノサマガエルの観測を続けているのは全国58ある気象台・測候所の内24施設にとどいまっている。平成23年には、大阪管区気象台や京都地方気象台は観測対象から除外した。

 身近な動植物の典型例として、生物季節観測の対象に選ばれた筈のトノサマガエル。この観測を通じて、何時の間にかすっかり身近な存在ではなくなっている事にきずかされる。

都市部を中心にますます季節感が希薄になって行く環境の変化を警告している様に思える。

(えびなたろう)


韓国の首相決まらず 

2014-06-25 12:25:23 | 政治関係

韓国の首相決まらず        (2014-06.25.)

韓国の首相候補、文昌克(ムン・チャングク)氏が首相就任を辞退した事に付いて朴槿惠(パク・クネ)大統領は24日、「文氏が聴聞会まで行く事が出来ず本当に残念だ」と述べた。

今回の事態は、日本と利害が対立する問題で「親日的」と映る認識を公然と表明する事がいまだに強いタブーで、自由意思に基づく言動も制限される韓国の社会状況を改めて示したと言える。

文氏は指名を受けた後、かつて「日本の植民地支配」を「神の意志」と述べた事に加え、日本統治時代の慰安婦問題で「日本に謝罪して貰う必要はない」と発言したことが報道され、世論や政界、メディアの非難をあびた。

当初は「聴聞会で説明する」と冷静に対応していた文氏だったが、元慰安婦が「安倍の手先か」「恥知らずで破廉恥だ」などと批判を始めると、一転して慰安婦に謝罪。以後、テレビは連日、自己批判する文氏を晒し物の様に伝えてきた。

文氏の辞退で、朴大統領が指名した首相人事は2か月足らずの間に2回も頓挫した。旅客船事故の対応で、辞任した首相に代わって後任に指名した検察OBの安大熙(アン・デヒ)氏は、退官後に大企業の顧問弁護士として高額報酬を得ていた事から批判され、辞退している。

 朴大統領の人を見る目の無さに、政権内外から疑問の声が出ている。

 20日の韓国ギャラップの調査では、朴氏の支持率は43%、不支持率は48%で、初めて不支持が支持を上回った。

(えびなたろう)


対米投資で日本が首位に

2014-06-24 06:18:15 | 政治関係

対米投資で日本が首位に        (2014-06.24.)

 企業買収や事業拡大による、米国に直接投資した金額で、日本が2013年に国別首位に成った事が22日の米商務省の統計発表で分かった。

 ソフトバンクや商社による大型買収が相次いだのが原因で、日本が首位になったのは1992年以来21年振りである。

 米景気回復による需要拡大を見込んだ投資が増え、其の上シェールガス関連の投資も目立って増え、積極的な日本の、対米投資が今後も続きそうである。

 統計発表によると2013年には400億4100万ドル(約4兆1000億円)で過去最高を記録、英国(20%)やカナダ(14%)、オランダ(6%)、を抜いてトップに立ったと言う事である。中でも特にソフトバンクが米携帯大手のスプリントを1兆8000億円で買収、其の他、丸紅が米穀物大手ガビロン、伊藤商事が米食品大手ドール・フード・カンパニーの一部事業を買収した事も投資額を押し上げたのである。14年度もサントリー・ホールデングスが米酒蔵大手ビーム社を買収している。

 バブル景気の90年前後は、日本企業による米国の映画産業や不動産の買収が話題になった。最近の投資は、既に国際的な事業活動をしている米企業を、傘下に収めるケースが目立つ。

 日本市場が頭打ちになりつつある状況で、海外展開の早期実現が果たせるためではないでしょうか。

(えびなたろう)


富岡製糸場世界遺産に

2014-06-22 10:50:05 | 政治関係

富岡製糸場世界遺産に        (2014-06.22.)

 世界文化遺産への登録が昨日(21日)に決まった。カタールのドーハーで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は21日、日本政府が推薦した「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)を世界文化遺産に登録する事を決定した。明治期の高い技術革新と、海を越えて絹産業の発展をもたらした歴史的価値が世界に認められたのである。

 140年前の建物が往時の姿のまま残り保存状態の良さが高い評価に繋がったのも、最後に操業していた片倉工業(東京都)の「近代化の象徴を後世に伝えたい」と言う強い信念と地道な活動があったからである。「単なる遺物とか見世物としておくつもりはない」1987年3月5日富岡製糸場の閉所式で、同社の柳沢晴夫社長(故人)は従業員を前に力をこめた。「関係者の富国繁栄、殖産興業に心血を注いでこられた意気盛んな心が、今後も脈々と受け継がれ、物心両面で若々しく活気を持って生き永らえていく様、管理・運営を図っていく」

片倉工業は富岡製糸場が出来た翌年1873年(明治6年)長野県川岸村(現岡谷市)で操業、10人程が手作業の「座繰り」で製糸を始めた。現在の竹内彰雄社長(65)は「当社が細々と製糸業を営んでいる時に、隣県では最新技術を導入した大規模製糸場が近代化の象徴として稼働している。富岡への憧れは強かった」と推測する。

 官営だった富岡製糸場の払い下げ後、当社は何度も買収を試みたが失敗、1939年(昭和14年)にようやく経営権を獲得した。海外製の安価な生糸に押され、87年に製造ラインはストップしたが、管理事務所を設置。2005年に富岡市に寄贈するまでの18年間、巨大工場の保存に尽力し続けた。維持管理費は年間1億円以上。しかし、株主から批判はなかった。竹内社長は「片倉に関わる全ての人々が富岡の大切さを深く理解していた」と話している。

 98年から7年間最後の事務所長を務めた、田部井弘さん(71)は、「自分の子を見守るようにとにかく気を使いました。火事を招かない様に、落ち葉は小まめに掃く。雨漏りを防ぐために屋根の瓦のずれは見逃さない。見学者が場内で喫煙しているのを見つけて大声を上げた事もあった。毎日が緊張の連続であった」と言っている。専門家が、保存の状態を「奇跡的」と評価するのも、その陰に関係者の努力があったからではないでしょうか。

NPO法人「富岡製糸場を愛する会」の入山久子さん(75)は「これまで日本の宝だった製糸場が世界の宝として認められた」と感慨深げ。富岡製糸場総合研究センターの今井幹夫所長(80)は「富岡製糸場が果たすべき役割はこれまで以上に大きくなる。日本の近代化の礎となった製糸場の価値を発信続けたい」とのことである。

 今後は、観光客も急増する物と思われる、まだ。登録認可前の今年のゴールデンウイーク中でも4施設への来場者は前年の3倍以上との事だ。従って、受け入れ態勢にも今後の充実が課題である。

(えびなたろう)


日本人のゴミ拾い行為は 

2014-06-21 11:14:57 | 政治関係

日本人のゴミ拾い行為は        (2014-06.21.)

 ブラジルで開催された、サカーの世界大会で、試合終了後に日本のサポーターが会場のゴミ拾いを行い、その行為が世界から注目の的になった。

 「日本人は試合に負けても、後は会場をきれいにゴミを拾って帰る」礼儀正しい国民だと賞賛の声が上がって居た。此れに関して、中国のポータルサイト(NET EASE)は、18日の韓国対ロシア戦をソウルで観戦していた韓国サポーターもゴミ拾いをしていたと伝えている。其れに対し中国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられた、と言う事である。

 寄せられたコメントの中には、「写真を見る限り、韓国は至る所にゴミが散らかっている。日本ならそんなにゴミが出ない。試合後にゴミを拾う事は良いとしても、ゴミが大量に出る様な素養は決してほめられた物ではない」。

「捨てなきゃいいじゃん。それなら拾う必要もない」「日本人は習慣だが、韓国人は明らかにパフォーマンスだ」との書き込みが多いようだ。

「日本人と韓国人のゴミ拾い行為はパフォーマンスと言う人がいるが、其れは例へ、パホーマンスでもいいが、其れよりも、中国人に列に並んでほしい。至る所で『たん吐き』や『ゴミのポイ捨て』も見苦しい事である。パホーマンスでもいいから、これ等が無くなれば、世界の人々は、中国を見る目が変わってくる筈だ。」と述べている。

おっしゃる通りであるが、民族の習慣として根付かせる為には、教育の徹底もさることながら、時間を掛けても民族に素養として、植え付ける必要がある。約50年前の東京オリンピックで10万人の日本人が観戦した競技場には、ゴミ一つ落ちて居なかったと言う。此れには世界が驚き、米国人は恐怖したと聞く。信憑性は定かでないが、日本人の素養の高さは世界に深い影響をあたえている。

私が思うには、日本には皇室という物が有る、今は日本民族の象徴として飾られて居るだけであるが、将に日本民族の代表としての皇室が有るだけに、国としての落ち着きが感じさせられる。此の点が、他国民との違いで有るのではないでしょうか。

(えびなたろう)

 


日本の潜水艦技術は 

2014-06-20 06:34:23 | 政治関係

日本の潜水艦技術は        (2014-06.20.)

 今月11日に都内で日本とオーストラリアの外務・防衛閣僚協議(2プラス2)が開かれた。防衛装備品の共同開発に関する政府間協定の締結に向け、協議を加速する事で一致した。オーストラリア側の関心事は日本の潜水艦技術に有る。

 「日本の潜水艦技術は『クラウンジュエル(王冠の宝石)だ』と防衛に詳しい専門家は指摘する」アメリカのステルス戦闘機は、敵のレーダー網に見つかり難い技術を持っているが、これも「クラウンジュエル」級と呼ばれている。

 中國が南シナ海などへの進出を強めている今日、オーストラリアも防衛強力化を迫られている。ジョンストン国防相は「非原子力潜水艦で、日本製は大変性能が高い」と評価している。

 日本は今迄、防衛三原則で、武器に関する輸出は、出来なかったが、新たな防衛装備移転三原則は国内企業の共同開発に道を開く事になる。三菱重工の宮永俊一社長は「共同開発して行く事で我々も技術者を維持して行く事が出来る」と話している。共同開発では日本の先端技術が流出する懸念もあるが、主導力を握る交渉力も不可欠である。

 三菱電機は戦闘機用で「アクティブ・フェーズド・アレイ・レーダー」を開発することで、自動車の衝突防止に使われたり自動料金収受システム(ETC)に活用している。

 フジ通の窒素ガリウムと言う半導体材料を使った技術は情報より遠くに送信することが出来、レーダーのほか、携帯電話の基地などにも使用される。

 フジ通の山本正巳社長は「肝心なのは技術力、先進性でリードできるものを持っているかどうかだ」と話す。日本の教育機関は軍事アレルギーが強いが、欧米では産学軍は連携して研究開発を行うケースも少なくない。民間転用を見ながら、官民が協力して先端技術の開発を進める工夫がこれからは、求められるのではないでしょうか

(えびなたろう)


中國のレアアース白菜なみの安値 

2014-06-19 06:24:02 | 政治関係

中國のレアアース白菜なみの安値        (2014-06.19.)

 ロイター通信中國関係者に寄れば、輸出制限していた中国の「レアアースの輸出制限を撤廃する見通しだ」と伝えた。

レアアースは2010年9月、尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の中國漁船衝突事件後に「対日禁輸措置」と言う、外交カードにも使われた資源だが、その横暴振りに日・米・欧から猛烈な批判を浴びた経緯がある。日本は事件を切欠に、中國以外の調達策を開発、脱レアアースの独自技術を磨き、中国の脅しに対抗して来た。一時的に吊り上げられた価格も今は安値に喘ぎ、中国の失政が浮彫になっている。

 中國は、尖閣諸島沖の漁船衝突事件後、直ちに日本へのレアアースの禁輸措置を断行、中國側は環境保護を理由にしたが、日本企業が得意とするHV車のエンジン部品や携帯電話などの材料に欠かせない資源だけに、日本への打撃を目論んだ威圧に他ならなかった。

 レアアースの取引価格は一時急騰した事で、中国の影響力を誇示する結果となったが、振り返れば、中國が受けたその代償は極めて大きかった。第一財経日報社に寄れば、レアアースの価格は、「白菜の価格と同じ」と例えられ、其れが更に一段と下落するとの見方が浮上して居ると伝えたのである。

 中國はそもそも、レアアースで大きな儲けを挙げられる産業構造になって居ない。と言うのも第一経済日報は10元(164円)~20元で輸出されるレアアースが欧米で加工され1000元で買い取られると指摘。製品化技術の乏しさを問題視した。

 輸出規制で、レアアースの密輸出も横行。収入が減った事で、密輸業者に化けてしまったレアアース企業の従業員もいた。密輸業者がレアアースを含んだ「土」を運びだし、安値で叩き売る〝盗掘”が相次ぎ、中國が取締りを強化する事態に陥っている。

そして、また、中國が不当にレアアースの輸出を制限しているとし、日米欧が世界貿易機関(WTO)に提訴した問題で、紛争処理委員会が3月に日米欧の訴えを認めたことで、中国の劣勢が決定的となっている。

 「WTO敗訴で中国がレアアース政策を修正すれば、中國には価格面で競争するしか道は残されて居ない」ロイター通信では、中國以外で新しい鉱脈も発見され、むしろ供給過剰の懸念さえ出ていると言う。米国防省は昨年提出した年次報告で、レアアースの需要が低下。価格がピークの6割下落した事で、供給不足が大きく後退しているのだ。

 中國は、脱中国レアアースの動きで価格競争力を失ったばかりかWTOの敗訴で、輸出規制カードも切れなくなっている。強気一辺倒の中国の行き着く先は世界からの孤立だけだ。

(えびなたろう)


サッカーが子供達に希望を 

2014-06-18 10:45:01 | 政治関係

サッカーが子供達に希望を        (2014-06.18.)

 サッカーのワールドカップ(W杯)が今年の開催地ブラジルで始まった。スポーツの中でサッカー程、金の掛らなくて、世界的に普及しているスポーツはないと思う。道具はフットボール1個だけ、其れを敵陣に蹴り込んだ側がかちだ、ルールは、プレー中、ゴールキーパー以外はいっさい手を使ってはいけないと言う、単純なルールである。

 人間は何を遣るにも手を使う事で、色んな仕事を達成している、その手を使うと“ハンド“と言う罰則が科せられるから、面白いのである。このスポーツは今や世界を風靡し、サッカーを遣れるプロの選手は、子供たちの憧れの纏いになって居る。

 そのサッカーが、今年はブラジルで世界大会が行はれ、ブラジル全土が、その熱気で湧き上がっていると言う事である。中でもブラジルは世界一のサッカー王国で、手軽に出来る事から、ブラジルの子供たちは早くから、サッカー選手を目指して目を輝かしている。

 其れだけに、開催地ブラジルの路上生活をする貧しい子供たち(ストリート・チルドレン)を支援しようと、NGOピースボート(事務局・東京都新宿区)がリオネジャネイロ市に、募金活動によるサッカー場の建設整備を進めている。4年前の前回大会、開催地、南アフリカのケープタウンに次いで2カ所目の設置で事務局スタッフの三浦茂晴さん(32)は「大好きなサッカーが出来る環境を整え、子供たちに希望を届けたい」と、意気込んでいる。

 4年前にケープタウンに設置したサッカー場は、今では子供たちがサッカーを楽しむだけではなく、イベントを開催するなど、地域の拠点としても活用されているという。三浦さんは「サッカー場が子供たちの居場所に成り、一人でも多くの子供たちの社会復帰に繋げたい」と語っている。

 現下の世界は、紛争によって激しく争っているが、世界の人々が(貧富の差も、民族の差も、宗教の差も、全く感じない、スポーツ=サッカーの世界)で戦う姿は、勝っても負けても、スポーツマンシップの中で、全てが、成算されている。素晴らしい世界だ。

 その中にあって、今朝の新聞には、「試合に負けても、マナーで勝利」と言う記事もある。サッカーの戦いが終わって、会場のごみの整理もスポーツマンシップの延長線上に有る行為で有ると、心得ねばなりません。

 サッカーでスポーツマン精神を習った、ブラジルのストリート・チルドレンも、いつかは世界平和を作る天使の様な人材に成長している事を期待したいと思う。

(えびなたろう)