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日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

流通業に出来る社会貢献~ハローディや米国、オーストラリアに学ぶ~

2009-09-15 20:44:43 | とある街のとあるスーパー

Hello, everyone! 

G'day, mate!こちらはオージー(オーストラリア人)式。

こんにちは、みなさん。書きたいことが多すぎて、何処から始めたら良いか分からないまま書き始めた・・・すず、です^^

『お客様の声』について真剣に考えて下さってありがとうございます

食物の多くを輸入に頼る日本人が特に消費者として、すべきことは、やはり 『意識改革』 だと思います。

マータイさんが感動したという日本語、「もったいない」精神を忘れずにいること。

具体的には、コメント欄に書いて下さったご意見の中にも、いくつかありましたが、(ありがとう)『今日中に、食べる物であれば、古い日付けの商品でもオーケー』と積極的に購入する意識。

冷蔵庫の中で、いつのまにか賞味期限が切れていた・・・ということを失くす意識。安かったから・・・と必要以上に買わない、必要な分のみ購入する、使いきる、という意識 (←我が家の誰かさんの課題)などです。

店側としては、過去のブログにも幾度となく自分の課題として掲載しましたが、売場担当者として、欠品させない、売り損を出さない発注と その一方で ロス(廃棄)を出さない発注の難しさ。

実は今日、とてもとても嬉しいメールを頂きました。

九州を代表するスーパー、ハローディ さまからです。

これまでに何度かブログでも触れましたが、今現在、私は障害者福祉施設の研修生です。これまで政府が勧めてきた自立支援法に従い、利用者さんたちと一緒に福祉就労プログラムで、日配商品でも御馴染みの 「ちりめん」のプラスチック容器にラベルを貼る作業を行っています。今日なんて、休憩時間終了10分前に作業場へ戻ると、お昼休みにも時間を惜しんで作業を行っている利用者さんもいます。『休憩中は、商品に触れないで下さい』とスタッフから注意されているにもかかわらず・・・。

「ここに就職したいです。電話番号を教えて下さい

と、とある利用者さんに午前中に言われたばかり・・・。

「就職する為には、まず、目の前の作業をこなしましょうね」 

と話したものの、気持ちは焦るのでしょうね。昼休みに、ちらっと聞こえてきたジョブコーチで有名な方と利用者さんとの会話では、「就職したら、一日8時間、働かなくてはいけません。出来ますか?」 午後の作業が始まる直前、利用者さんが言ったことは、

みなさん、作業を8時間しましょう!!!」 

なんと、紙に 「一日8時間」と大きな文字でメモしていました。 やる気充分です!

そんな利用者さん達と共に一日を過ごしているため、利用者さんの受け入れ企業に自然と関心が寄せられます。『ハローディの社長は、福祉と障害者雇用に理解がある』と第一線でジョブコーチをしている方jから聞けば、尚更、興味が沸きます。本日は、その注目度いっぱいのハローディさまから、直接、メールで紹介して頂いたブログを折角ですので、この場を借りて、皆様にもご紹介したいと思います。

http://blogs.yahoo.co.jp/usaneko2007/26330960.html
(日本国内でも一部ボランティアで活動が始まっています
が、これは米国のスーパーマーケットでの話です。)

私も海外のスーパーで働いていたことがあります。オーストラリアの国際都市、シドニーです。デイリー商品の内、牛乳は、その日の内に売り切ってしまう方針だったので、廃棄は殆どありませんでした。パンは取引先が消費期限が近付いた物を新しいパンと交換してくれる仕組みでした。よって、値引きも廃棄もなし。ハローディさまがご紹介してくださった米国の取り組みと、ほぼ同じです。消費期限が近くなったサンドイッチは新しい物と交換され、引き取られた物は教会に寄付されていました。昨夜リンクしたAussie Mate オージーメイト ~オーストラリア出会い記~ という私のブログの内、オージーメイトスーパーマーケットの区分に詳しく書いていますので、興味がある方は、そちらを・・・・。

他にもボランティア団体が行っていた面白いこと・・・・色々ありましたよ。

近くのスーパーへ買い物に行くと、出入り口にボランテアの人がいて、こう言うのです。

「一つだけ、身寄りのない子供達に寄付する食品を買ってきて頂けますか?」

最初に声をかけられたときは、わけが分からず見ていると、レジで支払いを終えたオージー達が、次々と自分達が購入した商品の中から一つを選んで大型のカゴに入れていきます。コーンフレーク、インスタントスープ、食パンなど。これら、すべて寄付される食品です。賞味期限とは関係ありませんが、こうして子供達に届けられるのは、きっと食べ物の他に地元市民の真心の筈です。買い物前に、こうした光景を確認した私は、買う予定がなかったシリアルを 日持ちがするから・・・という理由で選び、そっとカゴに入れました。小さなことで、大きな満足感です。決して同情ではなく・・・。スーパーマーケットという流通業も、スーパーを利用する市民も、日頃から肩肘張らず、こうした社会貢献に一役かっている・・・それがオーストラリアでした。

最後に・・・私にとって最初の とあるスーパーさくら店でお世話になった尊敬する店長と同じお名前(苗字ではなく、お名前の方です^^)の営業企画部の方から頂いたメッセージをご紹介して、(個人的な考えだそうですが)今日の記事は終わりと致します。

流通とボランティアと福祉の結びつきが、社会の仕組みとなれば…と思います。

///////////////笑顔から始まる新鮮な毎日///////////////

   本日は、ハローディさまの提供で(?)お送りしました・・・

ありがとうございました。  鈴木すず子  


 日記@BlogRanking 社会貢献、、、出来ることから始めたいね

Comments (19)
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