青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

ツノトンボとスソビキアゲハ

2022-05-02 21:23:37 | コロナ、ウクライナ問題、身近な自然




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



昨日の引用コラムをチェックできるように再掲載しておきます。

「全部吹っ飛んでしまえばいい。そして一からやり直すの」 秘匿された旧ソ連の「ノボチェルカッスク事件」を描く (msn.com)

>「自由であること」が必ずしも(芸術作品を作るうえで)一番大事なものではない。

↑なかなか、蘊蓄を含んだ発言です。



「外国の手先」「裏切り者」…ウクライナ侵攻反対ブロガーら「生まれて初めて身の危険感じた」 (msn.com)

こういう報道が溢れていますね。これも「事実」には違いないでしょう。しかし、別の見解を持つ人もいるのも「事実」です。メディアが「事実」の選択をする。仮にそれが「正義」に基づくものであったとしても、真の民主主義とは言えないと思います。



このゲストハウスのゲストたちは、実に多国籍です。東アジア以外(何故か日本人を含め非常に少ない)のほとんど地域の人が集まっています。ロシア-ウクライナ問題については、大多数の人が、ウクライナ(または西側社会)のプロパガンダによるもの、と思っているみたいです。そのあたりの「事実」はメディアにはのりません。仮に報道されたとしても、“揶揄”の対象になるんでしょうね。



ギリシャ滞在あと3日。最後の数日は山間部に行こうと思っていたのですが、そう思ったとたん、これまで快晴続きだったのが、一か月ぶりの雨となってしまいました。



一昨日の撮影の中から、ツノトンボOwl-flyの一種を紹介しておきます。名の通りトンボにそっくりな姿で、しかし分類上はトンボとは全然別の(どちらかと言えばカブトムシなどの甲虫に近い)脈翅目に属します。ことにウスバカゲロウ(蟻地獄)とは類縁が非常に近く、ともにウスバカゲロウ科に含まれます。両者の幼虫はそっくりで、ツノトンボは“巣を造らない”アリジゴクと言えます。ちなみに、ウスバカゲロウは、カゲロウ(どちらかと言えばトンボに近い)とは全く別のグループ。*真正のカゲロウについては、数年前の「チエチエブログ」に(やや詳しく)書いたので、そちらを参照してください。



ツノトンボは、姿はトンボに似ていますが、活動中のイメージは、ある種のチョウに似ています。“ある種の蝶”というのは、中国の南部から東南アジアにかけて分布する、スソビキアゲハ(シロスソビキアゲハとアオスソビキアゲハの2種がいます)。いや、ツノトンボとスソビキアゲハは、姿や形は(当然のことながら)全く似ていないんですよ。でもリアルタイムで活動中に接すると、そのイメージは、そっくりなんですね。



文字どおり“目にも留まらぬ”超ハイスピードで、何頭もの個体が一斉に目まぐるしく飛び回ります。そして突然静止。



ギリシャのツノトンボの一種と、中国南部‐東南アジアで撮影したスソビキアゲハ2種を紹介しておきます。


 ツノトンボの一種 Libelloides ottomanus (パルナッソス山中腹2022.4.30)

























 多数のツノトンボが目まぐるしく飛び交っているところを撮影したつもりなのですが、どこにいるのか全く分かりませんね(笑)。



 アオスソビキアゲハ Lamproptera meges (雲南省高黎貢山2006.9.30)



 シロスソビキアゲハ Lamproptera curius (ベトナム北部2011.7.21)



 アオスソビキアゲハ (ラオス北部 2008.2.12)



 シロスソビキアゲハ (ベトナム北部 2011.7.21)



 アオスソビキアゲハ(ラオス北部 2008.2.12)。吸水しながら常に放尿します。これはスソビキアゲハが所属するアオスジアゲハの仲間の顕著な特徴です。



 シロスソビキアゲハ(ベトナム北部 2011.7.25)。放尿。



 シロスソビキアゲハ(中国広東省 2019.5.29)。吸水集団。飛翔中は、ツノトンボ同様、あまりのハイスピードのため姿が確認できません。静止すれば、それぞれチョウやツノトンボであることが分かるのですが、近づくとまた一斉に飛び立ちます。








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