青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

黒魔術

2023-07-23 20:59:44 | コロナ、差別問題と民主化運動、身近な自然



コロナの敵(原因)はマスク。
熱中症の敵(原因)は冷房。
ついでに、正義の敵は正義、平和の敵は平和。
集団性自己中で早晩人類は(たぶん最初に日本人が)滅びます。

・・・・・・・・・・

NHK深夜番組を、ついつい朝4時まで見てしまった。8時に起きて、アパートから5分の草地でシルビアシジミのチェック。朝から群れ飛んでいます。でも、壊れたカメラと、(K氏からお借りしている)壊れた撮影用スマホでは、いかんとも仕様がありません。指をくわえてみているだけ。9時半のイオン送迎バスでマクド(朝マック)。

再び残り1000円を切りました。次の支給日まで、まだ10日。モニカ(「お金持ちになった」と自分で言ってるので)から借金する(あるいはスマホを購入して貰う)ことも考えているのですが、癪に障るし、中国からだと滅茶時間がかかってしまいます。

ギリシャ(ロードス島とアテネで大規模山火事のニュース、いつものことなんでしょうが)。三世たちは黒魔術のせいで、悲惨なことになっているそうです(これも今に始まったことじゃないのでしょうが)。僕も黒魔術に呪われているのかも知れない。

考えてみればエーゲ海というのは面白い位置にあるのですね。北方、ロシア・ウクライナから、海路で西側諸国へ、黒海 を横切って地中海に向かう途中の、プラスαの空間。反対方向の南からは、アフリカのソマリアとかスーダンとかリビアとかの常時紛争地から、地中海を北上してのどん詰まり(その延長は黒海を抜けてロシアに辿り着く)。東西で言えば、中東・トルコから、イタリア・ヨーロッパ各国に至る海の回廊。

ジャンクションでかつ吹き溜まりなんですね。日本の沖縄・南西諸島の位置付けとも共通しているように思えます。淀んだ空気の中に怪しく蠢く黒魔術(必ずしも黒魔術を全面否定しているわけではないです)。

黒魔術の話題は改めてにして、、、。ちなみに僕は「魔術」と「科学」は同義語だと思っています、、、その話も改めてということにしときましょう。

さて深夜番組、統一教会問題をはじめとする宗教二世などがテーマ。各分野の専門家のディスカッションです。僕は専門家というのが嫌いで。理路整然と高説を宣うのですが、どうしてもついていけない。今回も、どのパネラーも、「なるほど」という話をされていて、それはそうなんだろうけれど、、、という想いはあっても、だからどうした、というか、もう一歩先の別の側面から見ればまた違った答えが出るはずと、(凄く頭の良い人達だなあ、と自分の知能の低さを思い知らされるとともに)そこはかとない物足りなさを感じてしまうのです。でもまあ、(目から鱗の落ちるような)傾聴に値する話も少なからずあって、ついつい最後まで見てしまいました。

イスラム研究家のクリスチャンの女性学者曰く、イスラム宗教は女性を軽視している、というのが定説のようになっているけれど、そうは思わない。彼らの価値観の中では、我々とは別の次元に於ける、女性の位置付けがある、という要旨。慧眼です。そのような、いろんな問題提起があったのですけれど、終わってすぐ寝ちゃったから大半覚えていない。

そうそう、日本人に蔓延する自己責任論、実は大きな問題である、という要旨の発言もあったですね。これはヤフコメにも端的に現れています。夏山遭難のニュースに湧き上がるヤフコメ民のステレオタイプ的集中非難。山とか海とか危険なところには行くな。救助する人たちの身の危険を考えろ。救助には我々の税金が使われている、、、、云々。徹底したリスク排除が美徳とされる国民的価値観。

全空間を公園化し、あるいは過酷な環境・気象にも危険な外敵にも晒されなくて済む、科学の進歩によって齎されたバーチャルで楽しめる“大自然”探索の推奨。

(ことに外国人に対して)「サンダルや軽装での山歩き、単独行、弾丸登山、、、、ケシカラン」という、非難の嵐(マスコミが先導)。彼らからすれば、何もマナー違反とかではなく、それが自然(最も理にかなっている)として選択しているわけで、、、。いつもサンダルで歩き回っている僕なんてマナー違反の象徴的存在なのでしょうかね。

若いころ(10~20代)、北ア立山連峰薬師岳から裏銀座、槍ヶ岳を経て上高地に、長靴履いて1日で縦走していました。
南ア三伏峠から、塩見岳(途中蝙蝠岳に速攻往復)、間ノ岳、北岳を経て、広河原に革靴とワイシャツ姿で縦走。まあ、ほぼ犯罪行為ですね。それはともかく、かつて、それぞれの登山者は、それぞれの理念や経験に基づいて山に登っていたのですが、今は全員が統一された行動をとらないと許されない、という時代になってしまっているのです。

狭間シリーズ。
「大和と琉球の狭間で~世界遺産の森・屋久島」(2001年刊行済み)
「ElvisとBeatlesの狭間で~Johnny Tillotsonの時代」(一応2016年に自主刊行)
「夜と朝の狭間で」(これはいつになったら完成する事やら)
ギリシャ絡みで、
「陽光と黒魔術の狭間で~エーゲ海に漂う光と闇」とかも、一応予定しています。
科学(文明)と魔法(人類の持つプリミティブな価値観)の関係性みたいなことも織り込みながら。
その次が、
「繁栄と亡滅の狭間で、、、」
シルビアシジミをメイン題材に、絶滅危惧種とは何か、その本質みたいなところを探究していきます。

上種シルビアシジミは、究極の繁栄種の成れの果てかも知れません。
繁栄集団としての狭義のZizina otisヒメシルビアシジミが、旧大陸熱帯(アフリカ~アジア~オセアニア)広域に、かつ複数系統が重複しつつ分布。周縁に残存集団のZ.emelinaシルビアシジミ(日本本土と中国雲南)とZ.oxleyiムカシシルビアシジミ(ニュージーランド)。 

実は、そう単純な図式には類型化出来ない。系統的な立証とは別の視点からの複雑な要素が絡み合っているのです(ちなみに雄交尾器の形状は、上種シルビアシジミ各集団間に種差はありません)。いずれにしろ、日本、雲南、ニュージーランドの集団が、古い由来を持つことは確かなように思えます。だが単純にそれだけではない。食草のミヤコグサも、軌を一にする問題を内包していますが、それについては改めて。

とりあえず模式的に。

Mega-species Zizina otis
=(((アフリカ+アジア+オセアニア)+(アフリカ+アジア+オセアニア))Z.otis+アジアZ.emelina)+オセアニアZ.oxleyi
*狭義のZ.otisに関しては、旧大陸熱帯各地に複数系統に所属する種が混在している可能性を便宜上模式的に示した。実態がこの模式通りか否かは不明。
**Z.emelina原名亜種の分布域は、本州西半部~九州(南限種子島?)。Z.otisの分布域(北限屋久島)に隣接する。
**Z.emelina ssp. tibetanusの分布域は、中国西南部(西蔵・四川・雲南・広西?)。一部Z.otisの分布域と重なる?
***Z.oxleyiはニュージーランド固有。一部Z.otisの分布域と重なる。

この数日、ぶっ壊れたカメラで辛うじて撮影した、シルビアシジミの写真を何枚か追加紹介しておきます。




























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