青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

【関連講座のご案内】

2011-04-28 09:13:40 | 雑記 報告



terranova workshops「種(たね)から、真の日本食文化を問う」

僕の若い友人がアシスタントを務めている関係から、伝統野菜「固定種」普及の第一人者、野口 勲氏の活動を知ることと成りました。以下に、来る6月よりスタートする、氏の講座の案内をさせていただきます。

地球の将来を考えるに当たって、今、私達に与えられている使命は、“多様性”の再認識ではないでしょうか。一律ではない価値判断、ロカリティの重要性、無駄、非効率的、雑多、混沌、それらをポジティブなものとして受け入れることによる、根本的な部分からの意識改革と、その実践に取り組んで行く“覚悟”です。この講座は、その認識と実践に向けての、かけがえのない手引きとなることでしょう。僕のテーマとも大きく重なる部分もあります。少しでも多くの方々に参加して頂くことが出来ればと願っています。


(以下、Terranova H.P.のworkshops案内を、そのまま掲載しました)

伝統野菜「固定種」普及の第一人者である、野口 勲氏の実践ワークショップです。

固定種とは、固定された形質が親から子へ受け継がれる種のことを指します。京野菜等の伝統野菜のように、その地域で長年栽培され、その気候・風土に適応した品種です。大量生産に適するように人為的な交配によって作られた交配種(F1種)が主流となった今、種は採るものではなく、毎年購入するものになってしまいました。そのため、本来は受け継がれるべき地域に根ざした種(固定種)は衰退・絶滅の危機にあります。固定種を自家採種によりつなげていくことは、食べ物(DNA)の多様性と、それぞれの地域で食と共に育んできた文化を守り、次の世代に受け継いでいくことに繋がっていくのです。

トピック
・モノカルチャー化している野菜達
・固定種の野菜は生きた文化財
・世界に広がる「食の支配」
・種と種屋と種苗業界に実態
・野菜がF1種に席巻された理由
・今あるほとんどの野菜は、人間で言う「無精子症」
・放射線照射による新品種
・風味は勝る、固定種
・なぜ日本人はアブラナ科が好きなのか?
・なぜ西洋ではレタスなどの葉物を好んで食べるのか?
・ヒョウタンと人類の歴史
・日本で発達したダイコンとカブ
・違う気候・風土に適応する野菜の生命力
・自家採種技術の復活と固定種の復権

このワークショップでは、野口さんと一緒に、今私たちの身の回りで起きている、知られざる食(種子)の現状と問題を把握することから始めます。実際に自家採種技術を学んだり、固定種(伝統野菜)とF1種の食べ比べをしながら、種から農業や日本食文化のあるべき姿を考察し、行動していきます。

日時:2011年6月4日、11日、18日、7月2日(毎土曜日)14:00~
場所:JMA渋谷スタジオ
参加費用28.000円

詳細およびお申込みは次のアドレスにお願い致します

workshops.terranova.co.jp/lecture/seed/




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