青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

続々 依存症

2024-03-25 15:21:41 | その他



尊富士110年ぶりの新入幕優勝のインタビュー。

「ライオンは治療しない」

「サプリ飲むの人間だけ」

これにはヤフコメ民猛バッシングです。

この人、ちょっとおかしいんではないか、と言う人さえいます。



文明・科学への過信、

それこそ依存症なんですね、でも、ほとんどの人が、そのことに気付いていない(なんとなく気付いているのかも知れないけれど、直視することが出来ないでいる)。



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オガサワラシジミ(&ルリシジミ)のシリーズを終えた後、「大谷と白鵬」のテーマでブログを書き進めたのが3月11日。「教育とは洗脳の同義語」(3月16日)、「正義の味方」(3月20日)と、大衆の大谷讃美がクライマックスに達しつつあるなか、敢えて苦言・疑問を呈してきました。微力とはいえ、ノー天気な「お祭り気分」に少しぐらい水を差して置いた方が、大谷を取り巻く人々(日本の大衆)にとって、意義があると思ったからです。



その翌日(3月21日)から、まさかの展開。ブログには引き続いて大谷関係の話題を書き続けているわけですが、(問題が発覚した)3月21日スタートなのではなく、3月11日スタートであることを、認識しておいてください。別に僕の先見の明とかを自慢したいわけではなく、問題発覚以前に、大谷フィーバー(日本の大谷崇拝)に対しての、様々なネガティブな指摘が、少なからず存在していたのです。最初に書いた「大谷と白鵬」は、日本のメディアや国民に対する不満や疑問、「正直、大谷がいなくなってホッとしている」というエンゼルス関係者(選手を含む現場)の本音に基づいた記事に触発されて書いたものです。今回の事件は、「青天の霹靂」なのではなく、ある意味、起こるべきして起こったものと言えるかも知れません。



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何度も何度も繰り返し書きますが、僕は大谷の大ファンです。でも崇拝はしていません。ついでに、誰にも負けない愛国者であると自負しています。でも日本が単純に素晴らしい国であるなどとは思っていません。結構酷い国だと思っています。でもって売国奴とか呼ばれたりするわけですが。



資本主義社会は実質上の依存症人間を増産する(ほぼ国民全員)ことで成り立っていると前回書きました。「依存症の人間の言うことは信用できない」というコメントが目立ちます。ならば自分たちの言もまた信用するに足り得ない、ということです。人々の思考が余りに上っ面だけしか機能していないことに寂寞たる思いでいます。



大谷の事をよく知る日本の某球団コーチ曰く、「大谷はジャイアン」(僕は漫画見ないのでジャイアンがどんな人かは良く知らないのですが、でも大体のイメージは把握できる)なのだそうです。何もネガティブな意味で言っているのではなく、それも魅力(長所でもあり欠点でもある)ということです。大谷像を勘違いして作り上げている大衆に、実像を伝えたのですね(たぶん伝わってはいない)。



ちなみに、僕は栗山さんがダメ。どうにも好きになれないし、評価も出来ない(全否定している訳ではないですが)。根拠は追々書いていきます。



水原一平氏は、これまで余り好ましくは思っていなかったのですが、今回の騒動によって僕の中でグッと好感度が増しました。



大リーグという機構自体、賭け(スポーツ賭博)によって潤っている側面がある(むろん内部の人間が直接関わることはご法度)のですが、まあ合法か違法か、それが全てなわけで。



大谷はゲーム好きで、お金自体には無関心なのでしょうが、それ(価値としてのお金ではなく物理的存在としてのお金)を使って楽しむことは結構好きなのではないでしょうか。純粋無垢な子供がゲームをやっているような感覚で。



グローブのプレゼントや、後払い契約とかも、素晴らしいことには違いないけれど、光の当たる角度を変えてみれば、単純に手放しで褒め称えてよいことなのか、疑問も残ります。これも繰り返し指摘しますが、崩壊した仮想(暗号)通貨賛美への加担、それに対する責任が有耶無耶にされてしまっていることも気になります。



誰に何と言われようと、自分のポテンシャルを最大限生かすために邁進する。これだって光の当て方次第では相当に酷い事です。そのためにどれだけ多くの人々に迷惑をかけているか。ある意味、米球界は、大谷一人の我儘(それを支持する大衆)の為に滅茶滅茶になってしまっている、と解釈することも出来るかも知れないのです。



エンゼルスが低迷しているのは、大谷が要因の一つになっているのかも知れない。むろん、大谷の加入がプラスになっている面もあるでしょう。でも、それと同等か、それ以上にマイナス面にも作用している。



僕が大谷に魅力を感じるのは、それらの事もひっくるめての事です。ある意味、彼は本質的に悪の塊なのかも知れず、なおかつ表向きは善の象徴として崇拝されている。



大谷は正義の象徴。

レンドンは悪の象徴。

まあ、それはその通りかも知れませんね(笑)。

でも、ひっくり返すことも可能です。

レンドンの発言や行動は、実に奥深いものがあります(それについては改めて)。



報道で知る限り、水原氏は実に正直な人だと思う。正直すぎるほど正直(必ずしも誉め言葉ではない)。

「大谷(を取り巻く状況)に自分の生活レベルを合せることにどれほど苦労しているか」

これ、ものすごく分かる気がする。



基本ダメ人間、グウタラ人間なのでしょうね。と同時に、一生懸命、必死に(大谷の通訳をはじめ膨大かつ様々な懸案に)取り組んできた。たぶん、何が何だか分からない状態のまま(違法賭博への借金という負の要素を背負いつつ)今に至っている。



大谷が、本当の意味で真価を問われるのは、これからだと思います。






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