青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

中国および日本のユリ科(狭義)植物 Ⅳ クルマユリLilium medeoloides

2024-04-26 20:38:33 | 雑記 報告



今日4月26日は僕の76歳(後期高齢者2年目)の誕生日。ここ数年、誕生日がくるごとに同じことを書いていると思うのですが、、、。客観的に見れば、76歳まで生きることが出来て、特に体に悪いところが無い(痛いとこだらけですけれど)と言うのは、まあ勝ち組(嫌な言葉だけれど)と言って良いのかも知れません。

だって、滅茶苦茶な生活を続けて人生過ごしてきたわけですから。体に良いと思われることは一つもやってこなかった(酒と煙草は元々嗜まないけれど)。実際満身創痍で、これでもかというほど理不尽な災難に立て続けに襲われてストレスも溜まりまくり、なのになんとか普通の生活を送っています。まだ標高4000m超のフィールドだって歩き回ることが出来そうだし(かなり辛いですが、笑)。

巷では、健康で長生きをするために、選ばれた食品を食べ、定期検診を受け、日々ウオーキングに励み、クーラーをつけて暑さをしのぎ、健康を阻害するリスク排除に躍起になっているように見えます。でも僕のように、それとは真逆の生き方をしてきても、結果は何ら変わらない(むしろ上回っている?)。

健康を保つための衣食住なんて、いわばみんな依存症に集約されるのだと思います。お布施をしなければ悪いことが起こりますよ、と言った宗教の教えと同様で、オレオレ詐欺と何ら変わりがありません。全ての人々が、資本主義社会の歯車の中に無意識に飲み込まれてしまっている。そしてそのことに気が付かないでいる。それが今の社会構造です。



それを鑑みれば、賭博依存症なんて特別な事ではないのだと思います。社会は多かれ少なかれ賭博的要素で成り立っているので、グルメとかファッションとかアートとかスポーツとかが許されるなら、賭博と言う行為も、それ自体は何ら問題はないのではないでしょうか。ちなみに僕自身は、賭博とか薬物とか、まるっきり興味がありません。けれど否定をするつもりもない、ということです。

一平氏が賭博でとんでもない高額負債を背負ったのは、組織によって、「大谷の友達」として狙い撃ちされたからです。もちろん一平氏に非があります。大谷君は法的には潔癖です。でも2人の関係性を考えれば、「無関係」「無視」とはいかないはずです。

大谷君は、お金には無関心、と言いながら、とんでもない散財に関わり続けています(グローブ、ポルシェ、仮想通貨、後払い、等々)。本人や崇拝日本人にとっては“美談”ではあるのでしょうが、貧困者からみれば、それらの行為は素直に受け止めることは出来ません。ハワイに豪華別荘を購入する余裕があるのなら、一平氏に手を差し伸べるべきです。



それにしても、大谷君、昨日は2塁打3本とか。162試合換算では87本ペースになります。従来の記録は1931年の67本だそうで、93年ぶりの記録更新が見えてきたことになります。

得点圏打率の異常な低さが指摘されているわけですが、2塁打量産ということは自らが常に得点圏に進んでいることになり、±すると「チャンスを作る」ことで「チャンスでの弱さ」も帳消しになっている、と言えるのかも知れません。

何れにせよ、規格外と言うほかないです。今後とも“悪のヒーロー”大谷君を応援していきますね。



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ユリ科の話ですが、何でまた今更こんなのを書きだしたのだろう?と、自分でもよく分からないまま書き進めてきました。一応きっかけは分かっているのです。以前のブログにユリ科(狭義)の総括を書いた覚えがあり、必要があってそれを探し出そうとしたら見つけ出せない。おかしいなあ、と思いつつ、じゃあ、もう一度書き直そう、と考えたのです。

先日、三世から、(一時期並行してアップしていたもうひとつのブログ)「社会の窓から」を復活させましょう!という提案がありました。

それで、76歳の誕生日を機会に、再スタートすることにしました。その際、旧記事をチェックしたら、その中に「ユリ科の話」があった。僕の思い違いだったのです。もっともこちらには、写真が貼り付けられていません。今回は写真もたっぷりと載せているので、掲載の意義は大きいと思っています。



一応、「社会の窓から」再開第一回目を転載しておきます。将来的にはテーマごとに「あや子版」と「社会の窓から」に振り分けて行く予定ですが、とりあえず(「ユリ科の話」が完結するまで)は試行錯誤の段階で、両方のブログに重複してアップしていく予定です(今日の「あや子版」の記事も前半部だけ「社会の窓から」に転載)。



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https://shakainomadokara.hatenablog.com/entry/2024/04/26/000652?_gl=1*4rw053*_gcl_au*MTQxODUwMTA5OC4xNzE0MDU3NDg3

『社会の窓から』 社会の窓を開け放ち、世界の人々と交わろう

Wind through the window of society



「いい日、朝立ち」

“Good day. Leaving in the early morning to a strange country, far away,,,,,”



加藤登紀子さんの唄に「少年は街を出る」と言う曲があります。

ある朝、夜明けに家を出て、見知らぬ国に向かう。

そのシュチエーションを思い浮かべると、心が揺さぶられます。

そして、それを成し得なかった自分の人生を思うと、忸怩たる後悔が沸き上がってきます。

もう一度、少年の頃に戻れれば、絶対に実行するのですが、それは叶いません。

時間は巻き戻すことは出来ないのです。



でも、一つだけ方法があります。今から実行する。

僕は今日(Apr.26,2024)76歳になります。60歳を引けば(笑)16歳。

幸い、1964年1月18日(この日にちの説明は後ほど機会があった時に)以降、僕の成長はストップしていて、精神年齢は今も16歳です。

体は満身創痍で、資金の目途も全くつかない。でもそれを言ってちゃ何もできません。実行するのみです。

僕の大好きな小説に「高丘親王航海記」(澁澤龍彦)というのがあって、そのCondensemilk版を目指します。お供は、ミルク三世とイケメン・ジョージ。



2018年にスタートし、2020年のコロナ禍以降永らく休んでいたブロブ「社会の窓から」を再開します。もうひとつのブログ「青山潤三の世界あや子版」は続けているのですが、内容に沿って随時振り分けて行きたいと考えています。

青山の他に、ミルク三世、イケメン・ジョージも、代わる代わる執筆を予定。



対外的には、次の様なコンセプト(4人セット)でアピールしていきたいと考えています。応援のほど、よろしくお願いいたします。

★エーゲ海の妖精 Nina爾夏。

★父:ジョージ/イケメンの独創的ギリシャ建築家、才能溢れる自由人。

★母:チエチエ(ミルク三世)/エーゲ海トラベルの第一人者、マルチ美魔女アーティスト

★お爺ちゃん:ジュンゾウ(コンデンスミルク)/世界を駆け巡る、伝説のネイチャー・フォトグラファー



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ユリ科の話

Martagon-clade



ヨーロッパにおけるユリ属の在来種として最も著名なのがマルタゴン・リリーLilium martagon。

マルタゴン節≒輪葉組≒Martagon cladeは、グループとして、例えばシノマルタゴン節のように複雑多様な

多くの種から成っているわけではなく、ユーラシア大陸西半部(地中海東南部沿岸からウイグル=変種pilosiusculun新疆百合まで)に広く分布するマルタゴン・リリーほか数種から成っています。

花の印象が類似したシノマルタゴン節(≒巻弁組)のコオニユリや川百合とは、系統分類上、遠く離れて位置づけされていますが、幾つかの異なる見解があります。

例えば「Biosystematic Studies on Lilium」の、核DNAに基づく解析結果では、他のユリ属各グループとは離れた位置付けがなされているのに対し、葉緑体DNAに拠る解析では、巻弁組(≒シノマルタゴン節)の一員とされるヨーロッパ産L.bulbiferum(オレンジ・リリー)と同一分枝に置かれています。



マルタゴン・リリーのユーラシア大陸東部に於ける姉妹種は、东北百合 L.distichum(中国東北部や東シベリアに分布)と思われますが、僕は撮影していません。ほかに中国産としては、青岛百合 L.singtauenseがこのグループの一員と思われます。

日本列島(主に高山帯)と、一部周辺地域(カムチャッカ半島、朝鮮半島、中国浙江省?)に分布するクルマユリL.medeoloidesもこのグループの一員のはずですが、何故か、「Biosystematic Studies」にも「中国植物志」にも、記述が成されていません。



紹介するクルマユリの写真は、全てポジフィルム撮影からのデジタルスキャンです。







北海道斜里町 Aug.3,1993







北海道ニペソツ岳 Aug.6,1982







北海道アポイ岳 Aug.5,1993









岩手県早池峰 Aug.13,1993





撮影データ確認中









山梨県北岳草滑り (撮影日付け確認中)









長野県常念岳一の沢 (撮影日付け確認中)





長野県穂高岳沢 Aug.3,1986





石川県白山 (撮影日付け確認中)









コメント
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