フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

五月のすがすがしい風に吹かれて草原を歩く

2012-05-27 | 人々との交流

今朝の八ヶ岳の空はどんよりしている。外気温7度、室温18度、湿度35%。大阪から来た6人の女性の皆さんを清里観光に案内する。嬉しいことに、空が少しずつ晴れてきた。

それならば予定通り八ヶ岳牧場をハイキングしよう。狙いは、青ナシの木が満開の花を咲かせているところを見てもらうことだ。

少しきつめの坂を登っていくと、見渡す限りの草原が広がってきた。遠くで、草を食む牛たちの姿をみると、これぞ八ヶ岳と言うのびやかな気分が広がってきた。青ナシの木の所へ行くと、開花はあまり進んでいなかった。(後で、観光情報に詳しいペンション「銀の森」さんに聞くと、今年は花付きが悪いとのことだ) ハイキングコースの分岐点まで登って、記念撮影をした後、下りてくることにした。今日は色々スケジュールが忙しいので止むをえない。

 

次は、八ヶ岳倶楽部に寄る。観光バスが横付けされていて、さすがに観光客が多い。ザーッとひととおりみる。カタクリが終わって今はマイヅルソウが咲いていた。下の駐車場の2本ある桂の木が好きだ。その後、清里に戻り、萌え木の村に案内する。

私たち夫婦は先に家に戻り、昼食の準備をしよう。私は炉で焚火を燃やし、バーベキュー用に炭を熾す。皆さんが揃って、いよいよバーベキューの始まりだ。まずは、スパークリングワインで「カンパ~イ」となる。

大阪は泉州の名物「水ナス」。今日のために、わざわざメンバーの一人が先に送ってくれていたのだ。


手でほぐして、ショウガをかけて食べると、柔らかく上手さが格別だ。そんじょそこらにあるナスの漬物とは格段の違いがある。

 

少し昼食時間が遅くなったので、皆さんしばらくは黙って食べ続け、それからはワイワイガヤガヤと楽しいパーティとなった。

ガーデンパーティは途中で中休みをして、腹ごなしに庭の散策をしていただく。マイヅルソウの群落に人気があった。


散策からもどると、またまた、炭火を熾して、バーベキューの再開だ。

夕方になって雨が降り出したのを機にバーベキューパーティはお開きとなった。