フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

八ヶ岳の西側から、白ばらとリコーダーがやってきた

2012-05-20 | 人々との交流

八ヶ岳清里の雑木林の空は、曇っている。南アルプス、八ヶ岳は姿を隠している。外気温7度、室温17度、湿度34%。

今日は、八ヶ岳の西側からaostaさん、papalinさん、ご夫婦にお越しいただいた。昨日のような日差しになると暑過ぎるのでどうかなと思っていたら山々は望めないものの、暑くもなく寒くもない、ほどよい天気になった。

aostaさんから庭に咲き始めた白バラ“ピエール・ド・ロンサール”のブーケをいただいた。ピーチがかかったピンクが外側に行くにつ入れて白くなる実に美しいバラである。 早速、雑木林をご案内する。足元にはマイヅルソウやチゴユリが大分咲いてきている。aostaさんは草木の名前に詳しく、立ち止まって話をしていると、意外と時間がかかってしまった。

大分ゆっくり回ってもらって、部屋に戻り食事となる。

 

用意していた2012初めての燻製は、イワシの干物、茹で卵、チーズ。茹で卵が好評だったのが嬉しい。

リコーダーなど音楽の話に花が咲く。今日のためにわざわざpapalinさんが多重録音した素晴らしリコーダーのCDをプレゼントしていただいた。「ハイドン、ボワモルティエ、モーツァルト、ヴィヴァルディ」の曲が収録されている素晴らしい演奏だ。アマチュアの方が一人で演奏したものとは到底思えない作品である。これは、朝早くに聴くとさらによさそうなので毎朝のCDリストに加えさせていただくとしよう。

持ってきていただいた赤ワイン“aux caudelayres paul barre 2010”ミディアムよりはコクがあるが爽やかな味で、馥郁とした香りがある。グラスを開けると直ぐにもう一杯飲みたくなるワインだ。

食事が終わると、papalinさんにリコーダーの演奏をしていただく。私のアルテ教則本からヘンデルの曲を吹いていただいた。初見ですらすら吹かれるのはさすがだ。

その後、「煎りたて名人」を使ってコーヒーを煎っていただく。煎り上がった「ブルマン」は、いい味に仕上がっていた。お持ちしていただいた「かりんとう饅頭」が、カリッとした皮に適度な甘さの餡がつつまれていて、どことなく懐かしさがある和菓子でおいしい。

楽しい話が、続いたが残念ながらお別れの時間が来た。今年の7月にpapalinさんの演奏会があることをお聞きしたので、是非とも聴きにいかせていただきたいとお約束し、お開きとなった。