フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

夏は花火だ!

2011-08-01 | 日記

8月に入ったとはいえ、風がよく通る涼しい日だ。今日も、庭に出て、残っている草抜き作業を続けよう。ぐずぐずしていたので、作業を開始したのは10時30分過ぎ、温度計では、外気温は35度を上回っている。
暑くなってきたためか、セミの鳴き声も消えている。地面にしゃがみ込んでただひたすら草抜きをする。暑いわりには、今日はいい風が吹くので、「快適」だ。同時に、見た目にも暑苦しい、伸び放題のランタナや蚊連草の枝をばっさりカットする。12時前作業終了。

昼からは、涼を求めてスーパーへ。駐車場には8割がた車が止まっている。暑いさなかに、スーパーでゆっくり買い物をするのが、「節電」対策としても効果的だ。と言っても、今日は風あるので、昼間は、家でもクーラーを使う必要がなかった。


高校野球大阪大会決勝戦、大阪桐蔭が6-2で東大阪大柏原をリードしている。やはり大阪桐蔭は強いなと思っていたら、買い物が済んで見てみると、なんと、東大阪柏原が7-6で逆転勝ちしていた。これぞ、高校野球の醍醐味と言えるような決勝戦だったようだ。見逃したのが、いかにも残念だ。

 

 夕方からは、フルートの練習時間。ロングトーンを吹いてみると、どういうわけか、高音のBと最高音のCが鳴らない。唇の形が悪いのか、力を抜きすぎていいるのか、息のスピードが悪いのか分からないが、何度やってもかすれた音しか鳴らないのが気になった。基礎練習の後、アルテ20課、「バッハBWV1033」「ビゼーのメヌエット」「フォーレのシチリアーノ」「ドボルザークのユーモレスク」などを吹く。

 今日は、PLの花火大会の日だ。大阪の夏は、これを見なければ始まらない。若い時は、明るいころから、クーラーBOXにビールを詰めて場所取りに行ったものだが、今は、少しゆとりが出てきた。夕食後しばらくしていると「どんどん、パチパチ」と聞えてきた、これを聞くと気分も高まり、出かけることにする。少し歩くとどこからでも花火を見ることができるのがいい。しばらく歩いて、見場所を定める。

 

次から次へ、色、形、の違う「光の芸術」が夜空に浮かび上がる。少し遅れて、大きな音がきこえるので、迫力満点だ。

花火も、音が聞こえるか聞えないかによって、臨場感がかなり違う。幸いなことに、煙が右手の方に流れていくので、花火に煙幕がかかるということはなかった。

 

昨年から「ナイアガラ」が無くなった代わりに、今年は「造形」という仕掛けで5000発の小型花火が打ち上げられたそうだが、下の方なので、はっきり見えない。


最後は1分間に8200発の連続花火で、文字通り花々しく終わった。花火を見ているあいだも、蒸し暑さはなく、実に気持ちの良い「真夏の夜」だ。文字通り夜空を焦がすように、空一面が真っ赤になった。