フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

地元の方と大いに語り合う

2011-01-29 | 人々との交流

今朝の八ヶ岳はうす曇りだ。風はないが、山はほとんど見えない。外気温マイナス12度、室温8度、湿度15%。

起床後早速、薪ストーブに火を付ける。やはり薪が目の前で燃えると暖かさを実感する。今日もモーツァルトのピアノ協奏曲19番をかける。ゆっくりと朝食を食べる。

朝食後は、フルートの練習だ。いつも通り音出し、「毎日の練習」NO2、NO7、NO4をパターンを変えながらやる。2日間吹いていないと、もう安定した音が出なくなっているのが、つらいところだ。

次はアルテ17課のボレロ。前回のレッスンでシンコペーションのリズムが取れていないので、四分音符を八分音符に直してやってみる。ところが、これがなかなか困難で、ほとんどできないので、四分音符のまま、拍をきっちり数えて吹くことにする。ここまでで、ほとんど2時間が過ぎてしまった。

11時からは、ウォーキングだ。今日は西回りルートで行こう。天気が良くなってきたので、気分もよくなってきた。外気温は低いが、ほとんど寒さは感じない。1時間歩いて、家の帰ってきた。室温は既に24度までになっていて、熱いくらいだ。

昼食は、親子丼だ。

昼からは、地元のAさん宅を訪問した。先日道で会った時「お茶でも飲みにおいでよ」とお誘いを受けていたのだ。3人のお孫さんが元気に走り回る部屋で、炬燵に入って色々の話をする。と言っても、私の方は、質問が中心で、私の「素朴な」質問にAさんは丁寧に答える、という形で話が進んだ。

耕作放棄地、農業の後継者、昔の農業の苦労、機械化と償還費用、林業の衰退、食の重要性などなど、話好きのAさんの話は、どんどん進む。先日学校に、農業の話をしに行く機会があった。生徒から「なぜしんどい農業をやっているのですか」と聞かれたので、「作ること、育てることの喜びがある」と答えたとのこと。奥さんから、黒豆、きんぴらゴボウ、白菜の漬物など、テーブルの上に沢山出していただいた。

かれこれ3時間ほどお邪魔してAさん宅をお暇した。その後、きららに食材を買いに行く。日が長くなってきたので、家に帰ってきた5時30分を過ぎてもまだ明るいのが嬉しい。

今夜は冷え込みが厳しいので、ほうとう風の鍋としよう。フウフウ言いながら、熱々のうどんを食べる。もちろん一味トウガラシをたっぷりふる。これで、身も心も温まった。