陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

安全装備

2010-12-03 16:48:27 | 釣りの話


いつまたヒラスズキを釣りに行けるか分からないのだが、
いつ行けてもいいように、ライフジャケットを買い替えた。
古い物も、まだ使えるのだが、有効期限切れといったところだろうか。
本来ならば、ライフジャケットは2年おきくらいの間隔で買い替えるか、
浮力体を入れ替える必要のある、謂わば消費物。
消費物だが、安全対策上絶対に必要な物。
荒れた磯に出るには、竿やリール以前に、お金を掛けなければいけない物だろう。

ライフジャケットを着用していたからと言って、よほどの凪か、近くに船でもいなければ、
自らの力で磯に這い上がるのは非常に危険で、殆ど不可能ではあるのだが。
さて、ライフジャケットを着用するのには、もう一つ大切な理由がある。
それは万が一、海の骸となった時に、捜索の手間を省かせる為にもある。
ひいては、数多くの人間に迷惑を掛けないといったことにもなるのだ。

事故に遭わないことが、まず第一だが、安全装備には充分に気を使いましょう。
最近、某有名ブランドで、ウエーディング用と称した股紐の付いていないタイプに人気が集まっていますが、
例えウエーディング時にしか使わないとしても、そんな物は論外です。
動きやすさとか使いやすさ、デザイン性などで売れているのでしょうが、間違っても買わないように。
かくいう僕も、あの時ライフジャケットを着けていなければ、間違いなく死んでいただろう、
という経験があるからこそ、こんな事を書いているのですが・・・。