陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

ブラッドパッチへ

2006-03-31 00:19:31 | 脳脊髄液減少症
最終診断は・・・
「漏出箇所の特定はできないが、漏っている事は間違いないでしょう。
明日、パッチしましょう。」

正直、一安心と言った所だろうか。
それまで他の医者に言われてきた事が、一気に吹き飛んだ気分です。
その瞬間、「もう治ったようなもんだ。」そう思ってましたから・・・
しかし、治療計画書には、「脳脊髄液減少症(疑)」と書いてありました。
は~? こう書いてあるの俺だけ?
疑問に思った僕は、周りの患者さんに聞いてみましたが、
(疑)と書いてあるのは同じでした。
あ~やはり、まだ完全な治療、病名じゃないんだな~。
と改めて感じさせられました。

まあともかくも、原因が判明しただけでも良しとしましょう。
それだけでも、遠くまで来た甲斐があるというものです。
気持ちの面では、半分くらいは軽くなった事を覚えています。

そしていよいよ、待ちに待った?ブラッドパッチを向かえます。
ブラッドパッチとは・・・
難しい説明は止めるとして、簡単に説明すると。
擦り傷や、切り傷などが、かさぶたになって塞がれるのと一緒です。
例えれば、水道管の小さな漏れなどを塞ぐコーキング剤(ボンド)ですね。
注入する血液量は男性、女性によっても違うし、
腰から入れるか、首から入れるか、また、体格の違いなどによっても違うようです。

利点については、自己血を使う為、副作用が少ない、医師にとっても
難しい技術がいらない。
ですが、医師によっては首に近い箇所への治療は怖くて出来ないから
他の病院を紹介します。という場合もあるようです。

治療自体は、すぐに終わります。5分から30分位でしょうか。
差があるのは、針を入れる場所を探すためです。
この際にCT造影剤も混和し、注入し、15分後にCT検査をして
治療は終了します。
治療中の痛みは、時々、神経に触れる為、ビクッとする位でしょうか。
それと圧迫感を感じる位で、それほど心配する事は無いと思います。


ブラッドパッチ終了後、3時間は、うつ伏せで安静を保ちます。
3時間後には動けますが、トイレに行く程度と思って下さい。

治療後の経過などについても、これから綴っていきます。






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2 コメント

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Unknown (充途)
2006-04-01 10:09:28
gonzoさんは、痛みがあまりなかったのですね。うらやましいです。ぼくは、1回目は腰が破裂するかのような痛みを感じ、2回目は、麻酔があまり効かず、針を刺された瞬間に激痛が走り、汗だらだらで「うー」とうなってました。^^; 「まあ、痛かったよね」という人から、とりあえず周りにいる人をつかんで「ぎゃー」と叫ぶよねという人まで様々ですね。
Unknown (gonzo)
2006-04-01 22:25:10
充途さん、コメント有難う御座います。

僕は、鈍いのでしょうか?

多分昔の、整形外科で受けた検査の際の痛みや、体調の悪化などが強烈に印象に残っていたからだと思います。もう、首から血が噴き出したり、造影剤で目が超高速で回ったりで大変でしたから。

でも、やっぱり怖いですよね。



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