陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

やっと

2008-07-19 23:40:36 | 釣りの話
やっとこさ、ファイアーウルフの元竿が届きました。
ほぼ2週間もかかってしまいましたね。
で、クレーム処理がされるのかと言うと、その返事はまだです。
はっきり言って、もうどうでもいい。

どうせ免責使って、4000円払うことになるんでしょうから。
元竿の正規の値段ですが、1万8千幾らかのシールが貼ってありました。
今度折ったら、もう修理も交換もしません。
たった一回使っただけで、
この竿はホント失敗だったなぁと思っています(折れたことを除いても)。
でも、竿の調子っていうのは、店頭で手にとってみただけでは分からないんですよね。
実際のフィールドで仕掛けを振り、魚を掛けてみねば。
購入前にそんなことを出来る筈もありませんが。

一本何万円なんて物、そうそう買える物でもありませんから、
失敗したとは言え、これからイヤでも付き合っていかなくてはならないのが、
大きな悩みになってしまいました。

そこで、ファイアーウルフを使う上での教訓。
 その一
   9mの状態では絶対に竿を振らない。
   この長さは、あくまでも取り込み時だけの物と考える。
   8.3mの状態ならば、元上と重なっているので、
   振っただけでは折れないでしょう。
 その二
   強風時には使わない。
   多分この竿、あっけなく折れると思いますし、仕掛けも飛ばし辛いでしょう。
 その三
   カタログ数値での使用糸は、0.3~1.2号となっていますが、
   この竿にこの数字は、かなりの無理があると思います。
   魚が掛かった時、あまりにも胴に乗りません(本流竿として致命的な欠点でしょう)
   こういった竿では、0.3号の糸で大物を獲ることは難しいと思います。
   0.3号とは言え、長い分だけかなり強いのですが、
   竿が曲がる前に、間違いなく切れるでしょうね。
   反対に、1.2号なんて太糸で大物を掛けたら、竿がもたないのでは?

と、はっきり言って、本来の本流竿と言われる調子には程遠いです。
どちらかと言えば、先調子の硬調渓流竿や鮎竿がこういった調子なのではないでしょうか?
ただし、振った時だけは胴調子、それもバネの無い胴調子になりますが。
こうなってしまうと、開発コンセプトにさえ疑問を持ってしまいます。
好みは人それぞれですし、こういった竿が使い易いと言われる人もいるでしょうから、
これはあくまでも僕個人の意見ですけど。

まあしかし、パーツの供給くらいはもう少し早くしてもらわないと。





   




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