陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

昨日の続き

2009-05-17 19:01:20 | 釣行記
あ・し・あ・と
何の足跡だか分かりますか?


昨日の続きです。
大した話しでも、大物を釣った話しでもありませんので、あしからず。

昨日、ニジマスを釣ってからすぐに、数キロ上流部にポイント移動しました。
そこには、鹿の足跡に混ざって、御覧のような足跡が・・・。
輪郭は崩れていますが、ク・マ・・・ですね、熊。
足裏の肉部分と、5本の指、そして爪の跡までクッキリと。
長さは、17~18センチもあるでしょうか。

仕掛けを流しながら、何か後ろが気になってしょうがないので振り向くと、
すぐ自分の後ろにありました。
その足跡をジッと見ていると、手元にコンコンッときました。
勿論、それは竿を握っている手にです。
仕掛けも目印も、全く見ていません。
でも、無意識の内に、手が勝手にアワセをくれていました。


良く太った良型でした。

よそ見をしていた状態でも、「釣れちゃった」のではありませんよ。
ちゃんとアタリを感知して、アワセもして釣ったんですから。


足跡は、数時間内に付いたという物ではないでしょうが、まあ最近の物でしょう。
とてもではありませんが、その場にいる気にはなりません。
20分ほどいただけで、そそくさと退散しました。
昨日は、そこまでで納竿です。

熊や猪など、人に危害を及ぼすかもしれない動物は、
こんな所に?と思うような人里近くにも存在します。
姿は見えなくとも、気配が感じられない時でも、
何かが近くにいる時には、獣臭などがする時があります。
常に五感を研ぎ澄ませて、周囲にも気を配りながら釣りをしましょう。


釣果 ヤマメ 27センチ