昨日の大雨は東京都内でもかなりの被害になったようです。
今接近中の台風14号も要注意のようです。
台風規模だけでなく上陸の日が大潮(9/6で月齢2.3)にあたるので、海面の上昇が気になります。
気象庁の潮位表によると、
たとえば鹿児島だと9/6の8:22の満潮時で潮位表基準面(標高-133.2cm)から+284cm、つまり通常の海面から151cm上回ることになります。
※潮位表基準面:潮位表に使われている基準面で、大潮の干潮面の平均が基準(潮位
0)となるように5年ごとに過去の観測値から計算して決められた数値。
さらにハリケーン・カトリーナについての記事を参考にすると、海面を押さえつけている気圧が1ヘクトパスカル下がると、海面は1センチ上昇するそうです。
台風14号の中心気圧は935ヘクトパスカルで、平均気圧は1013ヘクトパスカルなので海面は78cm上昇する計算です。
合計で通常の海面より約230cm上昇することになります。
また、風速が2倍になると水面の上昇率は4倍になるそうで(何を基準にして「X倍」というのか、「上昇率」とは何かについては不明ですが)
潮位があがると、堤防の決壊だけでなく、河川の氾濫や下水の逆流による浸水も心配です。
20年ほど前の台風のときに、当時の実家の近くの河川が増水したことがあります。
幸い庭の半分まで水が来たところで水位が下がったので我が家は事なきを得たのですが、下水が逆流してマンホールの蓋の穴から水が噴き出してきたときには正直ビビリました。
平成5年の台風のときは、大潮にあたり、都心部の広範囲で浸水しました。
品川駅は冠水し、地下通路は完全に水につかっていたようですし、日比谷ではお堀の水があふれ、溜池の交差点は文字通り溜池になっていました。
また、江東区東陽町のあたりの公園で、過去の大型台風のときの最大浸水水位を記録したポールを見たことがあります。
伊勢湾台風などは、なんと地面から3mくらいの高さだった記憶があります。
自然の力は人間の思惑や価値観と関係なく物理法則にしたがって容赦なく襲ってくることを忘れないようにしないといけませんね。
今接近中の台風14号も要注意のようです。
台風規模だけでなく上陸の日が大潮(9/6で月齢2.3)にあたるので、海面の上昇が気になります。
気象庁の潮位表によると、
たとえば鹿児島だと9/6の8:22の満潮時で潮位表基準面(標高-133.2cm)から+284cm、つまり通常の海面から151cm上回ることになります。
※潮位表基準面:潮位表に使われている基準面で、大潮の干潮面の平均が基準(潮位
0)となるように5年ごとに過去の観測値から計算して決められた数値。
さらにハリケーン・カトリーナについての記事を参考にすると、海面を押さえつけている気圧が1ヘクトパスカル下がると、海面は1センチ上昇するそうです。
台風14号の中心気圧は935ヘクトパスカルで、平均気圧は1013ヘクトパスカルなので海面は78cm上昇する計算です。
合計で通常の海面より約230cm上昇することになります。
また、風速が2倍になると水面の上昇率は4倍になるそうで(何を基準にして「X倍」というのか、「上昇率」とは何かについては不明ですが)
潮位があがると、堤防の決壊だけでなく、河川の氾濫や下水の逆流による浸水も心配です。
20年ほど前の台風のときに、当時の実家の近くの河川が増水したことがあります。
幸い庭の半分まで水が来たところで水位が下がったので我が家は事なきを得たのですが、下水が逆流してマンホールの蓋の穴から水が噴き出してきたときには正直ビビリました。
平成5年の台風のときは、大潮にあたり、都心部の広範囲で浸水しました。
品川駅は冠水し、地下通路は完全に水につかっていたようですし、日比谷ではお堀の水があふれ、溜池の交差点は文字通り溜池になっていました。
また、江東区東陽町のあたりの公園で、過去の大型台風のときの最大浸水水位を記録したポールを見たことがあります。
伊勢湾台風などは、なんと地面から3mくらいの高さだった記憶があります。
自然の力は人間の思惑や価値観と関係なく物理法則にしたがって容赦なく襲ってくることを忘れないようにしないといけませんね。
平均より少しは気象に関する知識はあるはずですが、それでも確実に知っている事は「自然の力は想像がつかない」と言う事だけだと思っています。
台風14号が明日、日本海を通過するので、関東には強風波浪警報(注意報じゃなくて警報)が出ると思います。気をつけましょう。
たとえば1km四方に1時間100mmの雨が降ったとして、10万tの降水量なわけで、それがどうやって排水されるかを考えるだけでもぞっとしますね