南の島からラム酒に乗せた夢ふくらむ
南大東島(位置はここ)で地元のサトウキビを使ったラム酒工場を(沖縄電力の社内ベンチャーで)立ち上げた女性の話です。 この中で
――ラム酒は2種類ですね。
金城 砂糖精製の際にできる「糖蜜」を使うタイプは、年中原料が手に入り、毎月約4000本の出荷ができます。糖蜜ではなく、サトウキビの搾り汁から直接作る「アグリコール」と呼ばれるタイプは、世界でも数社しか作っていないもので、毎月約1000本ずつの出荷。泡盛のようなかめ貯蔵にも挑戦したい。
ここでいわれている「アグリコール」という種類のラムは、カリブ海のフランス領(海外県)マルティニク島の特産です(だからフランス語)。
これは、さとうきび搾汁を直接蒸留にまわしたもので、砂糖結晶を分離させる工程を行わないものです(日本酒で言えば「きもと」かな)。
フランスでは製造工程についてAOC規格があります。
島の場所はここ(真中へんに"Martinique"という文字の方が大きい島です)
ちなみにこの島はサッカーのフランス代表のアンリ選手の出身地でもあります。
というよりもともとはアンリ選手からたどり着いたネタ。
ちょうどこのエントリを書いたころに、BS朝の「世界のニュース」のフランスF2でマルティニク島が盛り上がっている様子が報道されていたのがきっかけでした。
「ボツネタ」復活記念に飲み比べてみようかな。