一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

「泡沫候補」の決め方

2007-07-31 | まつりごと

今回参院選東京地方区で20人中15位(11,222票)で落選した神田敏晶さん((45)ビデオジャーナリスト・情報配信会社長)のブログ(参照)

□最初から、メディアは、どのメディアも、主な候補、その他の候補として、東京選挙区では、三グループに分けられていました。 第一グループ、第二グループ、第三グループです。川田龍平くんもドクター中松氏も第二グループからのスタートでした。 第三グループは、映像にも紙面にも登場することがありません。 新聞では主な候補として、12人、その他の候補8人でした。 このあたりの「主」と「その他」の区切りが各社どれも同様なのが、気持ちが悪いのです。何か談合があるようです(笑)。 政党に対しても、当然、メディア側の差別があります。今回の選挙も実は「メディア主導型選挙」であったと思います。

□何よりも大事なのは、まず、この段階でマスメディア側から見て「主な候補」にならない限り、現在の選挙では戦えないと痛切に感じました。政党でさえも「主な政党」でないと差別されます。まさに候補者の「格差社会」から是正し政治の入口をもっとフェアーにすべきでしょう。 第三グループは、映像にも紙面にも登場することがありません。 新聞では主な候補として、12人、その他の候補8人でした。 このあたりの「主」と「その他」の区切りが各社どれも同様なのが、気持ちが悪いのです。何か談合があるようです(笑)。 政党に対しても、当然、メディア側の差別があります。今回の選挙も実は「メディア主導型選挙」であったと思います。

□何よりも大事なのは、まず、この段階でマスメディア側から見て「主な候補」にならない限り、現在の選挙では戦えないと痛切に感じました。政党でさえも「主な政党」でないと差別されます。まさに候補者の「格差社会」から是正し政治の入口をもっとフェアーにすべきでしょう。

実はこの第三グループほど、露出機会を求めて、街頭での展開が派手になりがちです。最終的に、ボクもギターと70年代ロックと共に、新橋のおぢさんたちに訴求していました(笑)

渋谷の街頭では、マック赤坂さんのスマイルパフォーマンスに負け、秋葉原では、又吉イエスさんの神がかりに負けていました。 インターネットの世界でがんばってきても、現実社会での知名度はまだまだと、非常に苦戦いたしました。 特にドクター中松さんの知名度、フジモリさんの応援のデヴィ夫人などは、ボクが演説している時でも、彼らの徴収に取り囲まれてしまいます(笑)9条ネットのZAKIさんとは比例区なので、一緒にゆずりながら演説させていただきました。

しかし、街頭での敗北感とは裏腹に、投票結果では、泡沫候補の中では、上位にランク入りできたことが、パフォーマンスでの受けは選挙にはあまり関係しないことを体感できました。特に騒いで、携帯で写真をとっている人たちが投票行動に移るかといえば疑問ですね。なので、声を枯らして演説するよりもクローズドなメールマガジンを送り続けていくほうがいいのかもしれません。

結果、神田氏は「第二グループの」ドクター中松(92,512票)、 黒川紀章(70,275票) には及びませんでしたが、マック赤坂((58)日本スマイル党首・貿易会社長(元)伊藤忠商事社員、6,408票)、 又吉光雄((63)世界経済共同体党代表〈元〉学習塾経営・自動車販売会社員 、5,289票)よりは倍の得票を得ました。

やはり知名度とマスコミ露出は大きいといえるものの、候補者のプロフィールとか政見放送などはちゃんとみている、ということなんでしょう。


都知事選ではドクター中松が討論会に黒川紀章を呼んで自分を呼ばないのはおかしいとテレビ局を訴えていましたが、確かにその言い分にはもっともなところがあります。
ただし今回の選挙では黒川氏の扱いが降格されてしまい、結果的に同じになってしまいました。
「第二グループ」といっても、イロモノ扱いが定着してしまうとそこから抜け出すのはかえって難しいですね。


ベンチャー・ビジネスでもニッチなところからはじめるのでなく大きなマーケットで勝負するのならスタートアップが肝心ということですね。
だから区議会議員とか国会議員秘書から始める人が多いのか。

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