「ダライ・ラマ自伝」を読んでいて、話の本筋とは関係ないマメ知識
ヤク(チベット地方にいる偶蹄目ウシ科の動物)はオスのことだけを指す言葉で、メスは「ディ」という。なので「ヤクのミルク」というのは正確ではないらしい。
遊牧民族とか狩猟民族の言葉は、動物の雄雌で言葉が違うことが多い。
いい例が星座。
「牡羊座」「牡牛座」と動物だとやたら細かいのに、魚は「魚座」とひとくくり。
これってかなり乱暴だと思うんだけど・・・
確かに魚は外見は似ているかもしれないが、星座の見立てで牡羊と牡牛と山羊っていったいどの程度違うんだろうか?
反面、日本では<イナダ-ワラサ-ブリ>のような出世魚のような区別があったりする。
食べ物とか生活習慣に近い言葉に特に文化の違いが出やすいんだろう。
昔、誰かのエッセイで読んだのだが、
開高健が初めてアメリカに行った時、朝食に卵を注文したらウエイトレスに"What kind of egg do you like?"と聞かれたそうな。
ウエイトレスは"scrambled"なのか"boiled"なのかはたまた"omlet"なのかという答えを期待していたのだが、若き日の開高健は習った英語を必死に思い出し、
"Hen's egg please!"
周りはギャグだと思い大受け
でも本人は(何の卵・・・何の卵・・・)と悩んだ挙句(変なもん出されちゃ困るからやはりニワトリの卵だよな)(ニワトリって雄鶏と雌鳥で単語が違ったよな)(卵を産むのはメンドリだからcockじゃなくて・・・)と必死に考えた結果だったのに・・・
日本語では特に雄雌で言葉を分けることが少ないので、確かに雄雌で変わる単語はすっと出てこない。
さらにhenもcockも、食肉に加工されると今度はchickenになる。
たとえば「チキン・マック・ナゲット」
でも、「フィレ・オ・フィッシュ」なんだよな・・・(いくらなんだって「フィッシュ」はないだろ、一体何の魚なんだ・・・?)
やっぱり狩猟民族は魚の語彙は乏しいようだ。
ヤク(チベット地方にいる偶蹄目ウシ科の動物)はオスのことだけを指す言葉で、メスは「ディ」という。なので「ヤクのミルク」というのは正確ではないらしい。
遊牧民族とか狩猟民族の言葉は、動物の雄雌で言葉が違うことが多い。
いい例が星座。
「牡羊座」「牡牛座」と動物だとやたら細かいのに、魚は「魚座」とひとくくり。
これってかなり乱暴だと思うんだけど・・・
確かに魚は外見は似ているかもしれないが、星座の見立てで牡羊と牡牛と山羊っていったいどの程度違うんだろうか?
反面、日本では<イナダ-ワラサ-ブリ>のような出世魚のような区別があったりする。
食べ物とか生活習慣に近い言葉に特に文化の違いが出やすいんだろう。
昔、誰かのエッセイで読んだのだが、
開高健が初めてアメリカに行った時、朝食に卵を注文したらウエイトレスに"What kind of egg do you like?"と聞かれたそうな。
ウエイトレスは"scrambled"なのか"boiled"なのかはたまた"omlet"なのかという答えを期待していたのだが、若き日の開高健は習った英語を必死に思い出し、
"Hen's egg please!"
周りはギャグだと思い大受け
でも本人は(何の卵・・・何の卵・・・)と悩んだ挙句(変なもん出されちゃ困るからやはりニワトリの卵だよな)(ニワトリって雄鶏と雌鳥で単語が違ったよな)(卵を産むのはメンドリだからcockじゃなくて・・・)と必死に考えた結果だったのに・・・
日本語では特に雄雌で言葉を分けることが少ないので、確かに雄雌で変わる単語はすっと出てこない。
さらにhenもcockも、食肉に加工されると今度はchickenになる。
たとえば「チキン・マック・ナゲット」
でも、「フィレ・オ・フィッシュ」なんだよな・・・(いくらなんだって「フィッシュ」はないだろ、一体何の魚なんだ・・・?)
やっぱり狩猟民族は魚の語彙は乏しいようだ。
ダライラマの仏教書は斜め読みです。ちょっと難しい。
>"Hen's egg please!"
(笑)
でも、気持ちわかります。
友達んち は、卵はニワトリではなく、チャボでしたから。
あとうちでは、ヤギの乳を飲んでいました。
http://blog.goo.ne.jp/nori_992-07/e/9d3433537afc97599ec9ea9dbc92a85a
食べたわけではないのですが、以前ダチョウの卵を使ったランプ
http://members.edogawa.home.ne.jp/root-s/home_products.html
を買ったことがあります(上段右から2番目です。昨年割ってしまったのですが・・・残念)
ダチョウの卵だと3家族くらいでも食べきれないかもしれませんね。
ダライ・ラマの仏教書は読んだ事はないのですが、この自伝は本人の飄々とした人柄が感じられて、楽しく読めますよ。
大きさは同じで、
チャボの卵も鶏卵も味は同じようでした。
色がちょっと違ったかもしれません。