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一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

GKの野望

2006-06-01 | よしなしごと
サッカーワールドカップドイツ大会開幕まであと10日となり、マスコミ(特に放映権を買ったTV局)の特集も力が入ってますね。
また昨日親善試合でドイツとも引き分けたりして(せっかく取った2点を守りきれなかった、という見方もありますが。)ようやく盛り上がってきました。
※それにしても松木安太郎の「解説」は勘弁して欲しいです。


さて、話は急に変わりますが、どの業界でも業界用語というのがあます。たとえば弁護士の先生などは有限会社のことを「YK」と呼んでいます。
匿名組合は「TK」とこれもフリガナ略称ですが、「投資事業有限責任組合」は長いためか英語の「LPS」が当てられています。
更に、「資産の流動化に関する法律」(片山さつきセンセイの出世作ですね)に基づく「特定目的会社」というのがあり、これはまたフリガナ読みで「TMK」と呼ばれています。
※「TMK」までくると、最初に聞いた人は一体なんだ?という顔をするので、私は「月島もんじゃ協同組合」の略だ、と説明するようにしています。


この有限会社ですが新会社法では有限会社という形態自体ががなくなってしまいました(既存のものは存続できます)。
いままで有限会社は証券化スキームの投資ヴィークル(資産を保有する主体)としてよく使われていたのですが、新会社法下では新しく作られた「合同会社」が代わりに利用されることになると思います。
ただ施行直後で実務が固まっていないので、とりあえずは駆け込みで設立しておいた有限会社を使ってしのぐいだりしているわけですが、在庫がなくなってくるとそろそろ真剣に合同会社を使うことを検討する必要に迫られてきつつあります。

で、この合同会社は立法当初は「日本版LLC」などと英語風に呼ばれていましたが、どうやら「GK」とフリガナ読みで呼ばれるようになりそうです。

このワールドカップモードで「GK」とくれば、つぎに「FW」「MF」「DF」も欲しくなるのが人情ですね。


出資者などのイニシャルも全部そろえてこんな布陣を作ってみたいと密かに思っている今日この頃です。

(完成予想図)



※ ローンは「ダイナミック・ファイナンス」ABCとか
  劣後ローンは「メトロポリタン・ファンド」1号2号・・・とか
  社員は「フューチャー・ワールド」ⅠⅡとか
  
  ・・・なんかかなりインチキっぽいですねw
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