一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

TSUTAYAの罠

2009-11-09 | よしなしごと
先日電車に乗っていたら、隣の学生風二人組が
「TSUTAYAのDVDを100円で2枚借りたんだけど、2日延滞したら延滞料を1200もとられた」
という話をしてました。

確かに延滞料は割引にならないので、けっこう痛いですよね。
そのうち、こういうキャンペーンのときに「延滞料にご注意」とまで言わないのは消費者契約法上の「不利益事実の不告知」だから無効だなんていうことを言い出す人が出るかもしれません。
(延滞料はそもそも最初の約款に書いてあるし、普段から適用されるんだから改めて告知する必要はないのか、特別なキャンペーンで顧客誘引をするのであれば改めて告知の必要があるのかとかはけっこう微妙な話かも。)


あれあれ、横道にそれてしまいました。


TSUTAYAでは僕のように「海外TVドラマシリーズ・シーズン1 100円キャンペーン」にはまった人の受け皿として、今「海外TVドラマ5枚レンタルで1枚200円(新作除く)」というキャンペーンをやっています。


ただ問題は1週間で5枚もDVDを観る暇があるかということ。
5枚を1000円で借りても1日延滞すると延滞料が1500円かかってしまいます。

そこで冷静に考えると、通常のレンタル料280円(これも全体的にキャンペーン価格らしい-TSUTAYAも需要の掘り起こしに必死のようです)で借りた場合、4枚でも1120円になります。
とすると、4枚しか観られなくても、一度全部期限内に返却して、改めて次に借りるときに、観ていない分をもう一度借りたほうが得になります。

もう一歩踏み込んで考えると、定価で3枚借りると840円です。5枚借りて1週間で3枚しか観られなかったとした場合160円の損になります。でも、たまたま4枚観る暇があれば、収支は黒字に転じます。
そうすると、この160円は「暇なときに改めて店舗に行って4枚目5枚目を借りる手間が省けるオプション料」という風に考えられます。

つまり、3枚は確実に観る暇があってできれば続きも観たい、かつ、TSUTAYAの店が家から遠いとか通勤経路上になくて不便(160円で行かなくて済むなら御の字)、という事情があるならば5枚借りたほうがいい、ということになります。

こう考えれば延滞料も回避し、また、無理に夜更かしして観るようなこともしなくて済みます。
これでTSUTAYAの罠から逃れることができそうです。


でも、そもそも続きを借りることを前提に、こんなことを考えてる時点で既に罠にはまってますよね(苦笑)

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