一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

浦安の液状化

2011-04-03 | 東日本大震災

今回の地震で液状化の被害が大きかった浦安に行ってきました。

京葉線の新浦安駅を降りると、駅前広場が沈下しているので、駅舎と構造的に一体の階段やエレベータとの間に段差ができてます。
30cmくらい沈下した感じです。




少し海のほうに行ったイトーヨーカドー。
建物は支持層まで基礎杭を打ってあるので大丈夫なのですが、外構部は沈下しています。




マンションも同様




歩道や車道は液状化で噴出した砂がたまっていて、路面が波打っています。




同じ交差点ですが、バスが通るとお腹をすります。




これは駅から境川を渡った今川地区(行ってみて驚いたのですが、立派な家が立ち並んでいます)。傾いた電柱や上下水道の復旧工事をしていました。



これは一つとなりの通り。まだ電柱の復旧は進んでいません



また別の通りを反対側から。揺れの関係なのか、一方向に傾いています。




少し離れた舞浜のディズニーランドに近いところのオービス。
そこそこ基礎が大きいはずなのですが。




不思議だったのが、新浦安から海のほうに行くと、あるところからまったく被害がないこと。
建物だけでなく歩道に段差どころか砂の出た跡すらありません。




下の地図で了徳寺大の「了」の字のところの敷地と右上の「日の出南」を結んだあたりから海側は無傷でした。



地震や土木・地質のことは詳しくないのですが、地震の揺れの方向や振動と埋め立ての土質の関係などの違いが影響しているのでしょうか。


広い範囲で道路だけでなく上下水のインフラもダメージを受けているので、(電柱は東京電力が復旧するとしても)浦安市として復旧の優先順位をつけるのは大変そうです。


コメント
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