一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

「バブル経済から2007年 超現代史」だと

2007-04-30 | よしなしごと
テレビをザッピングしていたら「バブル経済から2007年 超現代史」という番組をやってました(番組は23時までのようなのですが、これは21時半時点の感想です)。

ぱっと見たときには、明石屋さんま、糸井重里、有賀さつきという面子だったので、てっきりフジテレビだと思っていたら、日本テレビでした。

フジテレビは自分がお台場に大枚かけて移ってしまったから、なかなかバブルの話はできないのかもしれません。またテレビ朝日も、もとは今の六本木ヒルズにあったのをアークヒルズに移転して「六本木にあるテレビ局」などとはしゃいでいた(まあ、住所は六本木一丁目なんですが要は溜池ですよね)過去があるので結局森ビルとの「等価交換」が本当に「等価」だったかとか自ら省みないといけないので取り上げにくい話題ですね。一方、日本テレビはバブル崩壊後に汐留めに移転したので比較的言いやすいポジションにいるのでしょう。


80年代後半のバブルの頃に若造として好き勝手やっていた私としてはなかなか懐かしいものを感じた番組です(その後始末商売歴の方が長くなったというあたりも味和深鋳物がありますがw)。

「あの人(プロジェクト)は今」風な取り上げ方になるのですが、ちょいとスポンサー企業への遠慮(と今はいなくなってしまった人々への容赦ない突っ込み)が見え隠れするあたりが良くも悪くも日本テレビなのですが、面白く拝見させていただきました。

宮崎のシーガイアが取り上げられていたのですが、総工費2000億で破綻したときに負債総額2700億円といってました。10年近く営業して2000億の総投資に対して700億しか赤字がなかった(金利が3%として年60億、10年で600億ですから要はランニングではチョイ赤でしかなかった?)とすれば、けっこうがんばったと言えると思います。
リップッルウッドに165億(だっけか)で売却というのも、粗利ベースの収益還元ではそんなもんだったんでしょう(値段がついただけ立派なもの)。
リップルプルウッドはファンドなので、コストダウンはできるけどオペレーターとしては「負け組」イメージのついた施設を挽回するほどのブランドがないのでexitにはちょいと苦労しているようですね。

そこに東国原知事がコメントしていたのですが、バブルの頃といえば、売れ出した頃の「そのまんま東」と仲間内の女の子が付き合ってたなぁ、などと懐かしく思い出した次第。


「バブルへGO!」的な話は、語りだすときりがないので、折に触れて小出しにします(本当はオフレコ前提非公開話が盛り上がるんですけどね・・・)


ということで、尻切れトンボですが、きょうはここまで。
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