古代日本史への情熱

記・紀・源氏は魏志倭人伝の奇跡的で運命的な間違い方(逆)の構造どおりに記述されている。倭人伝にあるのは現代史と未来史

出雲大社と伊勢神宮を結ぶ直線・再考①

2006年11月14日 21時31分14秒 | Weblog
 出雲大社・伊勢神宮を結ぶ線が朝鮮半島のどこに行き着くものなのか、今まで見当がつきませんでした。
 以前検討した時には、ソウルにも仁川(インチョン)にも行き着くことはない、ということだけはわかりました。
 そして、今回挑戦してみて、もしかしたら、ここを目指したのかな、と思えるところが見つかりました。
 そこで、今回はそのことを書いてみようとしたのですが、次回以降にします。
 というのは、これが事実で意味のあるものだとしても、どう解釈すればいいか、かなり難しいのです。というよりも、判断できないといったほうが近いでしょう。
 そこは刺激的な場所なのですが、まだあいまいであるということで繰り延べます。

 そういえば、肝心の出雲大社と伊勢神宮の直線で解決していないことがありました。
「出雲大社と伊勢神宮の直線上に平城京がある」という仮説・発見が、このブログのもともとのきっかけでした。
 その場所は平城京の中でも、宮殿・内裏とか大極殿でなければならないと考えていたのですが、残念ながらそこは通りませんでした。

 2005年8月27日や29日のブログでは、20mぐらいの違いでも、誤差の範囲内ではないかという乱暴な結論を出しました。
(05年9/17・24日にも関連して書いていました)
 しかし、今から考えると、20mも違いがあると、その地点と直線はかなり離れていることがわかりました。自動車でブレーキをかけてから止まるまでの距離の話とは違うようです。
 
 伊勢神宮・内宮と出雲大社を結んだ直線Xのほうが、伊勢神宮・外宮と出雲大社を結んだ直線Yよりも、平城宮・大極殿にはるかに近い所を通っています。
 今から、直すのもなんですから、とりあえずそのままにします。

しかし、それでも直線Xは大極殿から多少離れています。
 そこで、調べた結果、朱雀大路跡が直線Xの通るところのようです。
平城京・朱雀大路跡
 北緯34度41分08秒 、東経135度47分42秒

http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=344108&l=1354742

出雲大社
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=352407&l=1324107

伊勢神宮・内宮
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=342718&l=1364333


A平城京・朱雀大路跡→伊勢神宮・内宮
 ①106.476度 ②287.004度 ③88.95055km
B伊勢神宮・内宮→出雲大社
 ①287.103度 ②104.789度 ③382.864km
C平城京・朱雀大路跡→出雲大社
 ①286.604度 ②104.818度 ③293.9136km

A③+C③=88.95055+293.9136=382.86415km
センチメートルやミリメートルは無視。
Bと一致しています。
なぜ、朱雀大路跡を通るのかはわかりませんが、何か意味があるはずです。

ところが、もっと興味深いのが、伊勢神宮・外宮と出雲大社の結ぶ直線が通る地点です。これも判断が難しい。偶然と考えられれば楽です。
                       続く



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