日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

「憲法9条を知ってるかい」

2009年05月04日 | 旧ブログから

5月3日は憲法が施行されて62周年となる憲法記念日。

午前中、小菅県委員長と一緒に「憲法を守り生かそう」と

前橋市内で演説した後、高崎の群馬音楽センターで開かれた

第25回5.3憲法記念日集会に参加しました。

全県から大型バスなどで1500人が集まりました。

ジャーナリストで朝日新聞記者の伊藤千尋さんが

「平和憲法をもつコスタリカでは軍隊をなくし、教育予算を

大幅に増やした。難民も大量に受け入れ、信頼をえている」

「ベネズエラでは若い母親が『暮らしと権利を守るため』と

露店で憲法の本を買っている」

「米下院議員のバーバラ・リー女史は、9.11テロ事件の

報復戦争に対して、憲法を武器に勇気をもって唯一反対した。

支持者からも激しく罵倒されたが、今や世論となりつつある」

などと紹介し、世界から見た憲法9条の意義を語りました。

そして、サービス残業や過労死など「日本の非常識」を告発。

憲法をもっと活かしていこうと呼びかけました。

大変説得力があり、ユーモアを交えた話に引き込まれました。

 

憲法記念日の前日、5月2日にロック歌手の忌野清志郎さんが

亡くなりました。

私は彼の歌をじっくり聞いたことはありませんでしたが、

ラジオの追悼番組を聞いたりして

共感する部分が多いなあと今更ながら思いました。

反原発・反戦平和など政治的なメッセージを込めた曲を歌い、

2005年のアースデイコンサートでは

「憲法9条を知っているかい。世界中に自慢しよう」などと

音楽を通して平和の大切さを訴えていた清志郎さん。

ご冥福をお祈りいたします。