日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

政府予算要望のため国会へ

2009年10月20日 | 旧ブログから

19日、民主党政権のもでは初めてとなる来年度政府予算に

関する要望を各省庁に行うため、国会に行ってきました。

厚生労働省に対しては、生活保護や介護保険、国保の改善、

国としての子どもの医療費の無料化などを要望。

国土交通省へは八ツ場ダム建設の中止にあたって、

情報公開や地元住民への説明責任をはたすこと、

生活再建、地域振興策に万全を期すことを強く求めました。

文部科学省に対しては就学援助制度や少人数学級の拡充

高校・大学の学費負担の軽減を要望しました。

高校の授業料無償化について国は「確実な実施にむけて

取り組む」と表明。保護者らの願いが一歩前進しました。

防衛省に対して、小銃を携行した夜間行進訓練の中止、

米軍機による低空飛行訓練の即時中止を要望しましたが、

国は、いずれも「訓練は必要だ」と強調。

ただ、「住宅密集地での低空飛行訓練は配慮する」などの

日米合意事項を守るよう伝えていきたいとのべました。

参加した地方議員からは切実な要望が数多く出され

建設的野党としての真価をいかんなく発揮していました。

すぐ解決する問題もあればそうでないものもありますが、

こうした一つ一つの取り組みが現実政治を動かしていると

実感します。県や各市町村で要求実現に向けて

どう運動化していくかが今後求められています。