久しぶりのブログの更新となってしまいました。
慌ただしい毎日ですが、おかげさまで元気にやっています。
さて、日本共産党第9回中央委員会総会が開かれました。
総選挙の教訓や参議院選挙の方針が明らかにされましたが、
国民と私たちの奮闘が現実政治を大きく前進させていることに
確信を深めました。
とくに、八ツ場ダム問題では新政権が中止を表明しましたが、
古い自民党政治ではとても考えられなかったことです。
無駄なダムはいらないとの国民の運動の成果だと思います。
ただ「マニフェストに書いてあるから信任された」とばかり
問答無用に押し付ける民主党のやり方には疑問符がつきます。
50年以上もダム建設に翻弄された地元住民にとっては
「国に裏切られた」と反発をおぼえるのも当たり前です。
「大変な苦痛を与えて申し訳ない」と真摯に謝罪し、
国交省がもっている利水や治水、地すべり関係の情報などを
広く公開して、中止の根拠をきちんと説明したうえで
「生活保障と生活再建、地域振興に国が責任をもちます」
となぜ言えないのでしょう。
この問題で先日、党県委員会が八ツ場ダム問題学習会を
開いたところ300人を超す参加者であふれかえりました。
テレビや新聞各社もたくさん取材に来ていました。
参加者からは「なぜダムが必要ないのかよくわかった」
「マスコミの報道も問題。事実を知らせていかなければ」
などの感想が寄せられました。
八ツ場ダム問題は、マスコミにも大きく取り上げられ
川原湯温泉などダム予定地周辺は大変にぎわっています。
「ダムに沈まなかった町」こそ、町おこしの“売り”に
なると思うのですが。
地域住民の生活再建第一に地域をどう活性化していくのか、
国はもちろんですが、みんなで知恵をしぼっていくことが
大事ではないでしょうか。
私はこれからも地域住民のみなさんとの対話をすすめて
いきたいと思います。