ジオベストは「土」を固める固化材ですが、その強度は混合する土の種類によって変わるだけでなく、粒度や含水比によっても大きく変化します。例えばローム土などシルト分の多い土は強度が低いのですが、沖縄の赤砂など鉄分が多いと強度が上がってきます。また、ジオベストの添加量の増加に伴って圧縮強度は大きくなっていきますが、含水比の変化に依存する傾向が強く、水が多いと良く固まりませんし強度も低くなります。よって、適正含水比というのがあり、その前後で混合、転圧をすると一番強度を上げることができます。
真砂土にも多くの種類があるので一概には言えませんが、ジオベスト添加量12wt%、約10%の含水比で真砂土と固めた長期圧縮強度はパンフレットにも記載しておりますが、材齢28日で4.0N、材齢56日で5.0N、材齢90日で8.0Nという結果が出ております。材齢90日で9N以上にすることも可能ですが、安全で快適な歩行を考えると、適度に弾力性がある柔らかい土舗装に仕上げることの方が重要と考えています。
■ジオベストのお問い合わせは
ジオサプライ合同会社
広島TEL&FAX 082-299-0681 神戸TEL078-843-2561まで
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