ジオベスト

環境にやさしい、人にやさしい環境配慮型商品や土系舗装のことが満載。

ジオベストと同等品

2009-07-19 06:55:35 | インポート

よく土舗装材の材料指定のところに、同等品という言葉が使われていることがあります。

今日もそのことで疑問を持ってしまいました。同等品という言葉ほど曖昧なものはありませんね。

土舗装は、「土」に、「土と土を接着させる材料」を配合して固めます。

土舗装は、コンクリートやアスファルトのようにカチンカチンに固めるのとは異なり、土と土の間に隙間ができます。つまり雨が降ると、水が浸透するので、泥濘化しない反面、水は大地に吸収されたり、路盤の上を水が流れることになります。

しかし、一方、隙間があるため、固めた土からは、強アルカリの排水や重金属が溶出する心配があります。

セメントは製造過程で、六価クロムが含まれます。また、セメントの特徴として、強アルカリの状態で固まります。強アルカリなので、中和剤を加えると固まらなくなることは、よく知られています。

よって、セメント系固化材を使用する時は、要注意です。

しかし、ジオベストの場合は、原料が酸化マグネシウムなので、六価クロムなどの重金属類を溶出しません。また、水質汚濁防止でいう水素イオン濃度が基準値内なので、生き物などの生態系に影響を与えることが全くありません。

ジオベストと同等の土舗装材と書かれている場合、土を固められる材料ということだけでなく、環境面に十分な配慮がされているということが重要なポイントなのです。

Tutihosou

■ジオベストのお問い合わせは

ジオサプライ合同会社

http://www.geosupply.jp/

広島082-299-0681 神戸078-843-2561まで                               

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プレートが使いづらい時

2009-07-07 12:34:27 | うんちく・小ネタ

外は一段と暑さを増して、本格的な夏がやってきました。

つらい季節ですが、水分と塩分の補給で夏を乗り切りましょう。

「しっかりと転圧をしてください」と言っても、どうしても転圧がしづらい場所がありますね。そこで、ついつい左官仕上げで済ませる場合があります。でも、左官仕上げにしてしまうと、あとで固化不良を起こして土が固まらない・・・そんな後悔をする前に、ぜひ小型の電動ランマーを使ってみてください。軽くて持ち運びが楽な小型のランマーがお奨めです。

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Lanmar

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転圧は大切!

2009-07-06 23:35:55 | うんちく・小ネタ

ジオベストってなに?

酸化マグネシウムを主成分としている土舗装固化材といってもピンとこないでしょうね。

しかし、酸化マグネシウムは古くて新しいもので、便秘症に処方される古典的な薬でもありますが、土と土を固める建築や土木材料としても古くから使われています。例えば、土と石灰とにがりを混ぜて練ったものを土間に塗り、たたき固めた床仕上げを、「たたき」といいますね。そのにがりの主成分である塩化マグネシウムは、焼成温度が380℃以上になると酸化マグネシウムに変化します。

この酸化マグネシウムを使った土舗装用固化材が「ジオベスト」というわけです。

それでは、なぜ土と土を固めることができるかという仕組みをみてみましょう。

ジオベストが固化材として土を固めることができるのは、主成分である酸化マグネシウムが水分と反応して水酸化マグネシウムになり、さらに空気中の二酸化炭素を吸収して塩基性炭酸マグネシウムを形成し、これが土の粒同士の接着をもたらしているわけです。しかし、ジオベストを土に混ぜる量は、12~15%程度の配合設計なので、土同士を密着させるには十分な量ではありません。よって、密度を高めるためにローラーやプレートなどで圧力を加えて接着強度を高めます。これが転圧です。原点は、土間をつくる時の「たたき」にあります。たたき固めれば固めるほど強くなるので、転圧は重要です。土とジオベストを混練したあとは、舗装材が乾かないうちに転圧して、仕上げてください。途中で水分が足らなくなり、乾いてきたと思ったら、水をまいて、さらに転圧してください。そうすれば望んでいた土舗装が完成します。原点は「たたき」です。それから、土は湿度調整や温度調整ができる利点があるので、ヒートアイランド対策にもなり、環境に負荷をかけません。

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■ジオベストのお問い合わせは、ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561までお気軽にどうぞ。

                   

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雨のち曇り時々晴れ

2009-07-02 22:57:40 | うんちく・小ネタ

ここのところ天気予報がコロコロ変わっています。

今日の天候はてっきり雨・・・と思っていたのに、まさかの晴れになってしまったので、右往左往して大変忙しい一日になってしまいました。

というわけで、今日はジオベストの土舗装の現場へ立ち会ってきました。           一方、現場にずっとおれば問題はなかったのですが、雨だと思っていたので、打ち合わせを3件入れていました。そんなわけで、現場を離れることが多く、土舗装現場の皆さんに大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

なぜかというと、前日の雨で土の含水比は非常に高く、水を加える必要は全くなかったのですが、昼近くには日差しが強くて、一気に含水比が低くなってしまうという事態が起きていたからです。

つまり、朝の測定時のデータをもとにジオベストと土と水の配合比を決めて現場を離れたために、データどおりにすると、土が乾いてパサパサで固まらなくなっていたわけです。

通常、舗装材料を手に取り、手で握った時、土は固まるが、手には付かない程度の湿り気にしてくださいという話をさせていただきますが、そういった言い方をしておいた方が対応がしやすいし、早いということもありますね。

それから、面白い話ですが、「ジオベストと土を混ぜると土が白くなったが、白くていいのか?」という電話が入りました。だったら、「含水比を出す前の湿潤時様態の土の色と、乾燥状態の土の色を比べてみてください」と申しあげましたら、「なるほど・・・」と納得していただきました。白いといわれた土の色は、ジオベストの色ではなく、単に土が乾燥しただけのことだったわけです。

現場の仕事って楽しいですね。暑かったり寒かったり、雨に降られたりで大変そうに見えますが、仕事そのものを肌で感じられる仕事は正直でいって楽しいと思います。

ジオベストは、環境にも人にとっても、すべての生物にとっても、やさしい=悪影響を与えない製品なので、自信をもって奨めていきたいと思います。そして、絶対いい製品だと思いますよといっていただいた現場作業員の方、ありがとうございます。

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