ジオベスト

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墓地のジオベスト土舗装

2016-08-10 01:45:08 | うんちく・小ネタ
今年の梅雨は局地的なゲリラ豪雨が多く、工事がストップして困った方も多いのではないかと思います。実は1年のうちで、6~7月の雨季が最も土舗装が難しい季節になります。
寒冷期も確かに寒さの影響で、固化材がなかなか反応しない・・・といったこともありますが、梅雨の時期ほど雨が続くということがないので、工事への影響は最小限に抑えられます。
つまり、土舗装は、水がないと固化材が反応しないけれど、雨季のように多すぎると悪影響の方が多いわけで、6月中旬からの1ヶ月間は土舗装にとって最悪の季節というわけです。
よって、納期があるからといって無理に工事を進めるのは止めましょう。
なぜかというと、
工事の途中で雨が降ると、固化材が流され、表面が荒れてしまいます。
雨は土の含水比を増やすので、シャブコンと同じ状態になり、強度が落ちます。
雨を避けるために、養生シートで覆う手間が必要になってきます。
下の写真は工事が終ったばかりの墓地の土舗装です。この時期、すぐに土が乾いてしまうので、頻繁に散水が必要になりますが、土舗装を傷つけないように上手に散水すれば、丈夫で硬いきれいな土舗装が完成します。
■ジオベストのお問合せは
ジオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537

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土舗装と毛管現象

2016-08-02 00:21:36 | うんちく・小ネタ
下の土舗装の写真は、土舗装の表面に水が染み出たところを撮影したものです。
土舗装は路盤によって、毛管上昇が阻止されるので、路盤と表層の間、もしくは表層の端部から侵入した水が、毛管現象により表面に染み出したものと考えられます。
酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」で土舗装をする時、真砂の粒径について、粒を揃えるために、5mm以下という規定をすることがありますが、それ以上にシルト部の粒径については、0.075mmより細かいものが10%以下であることが望ましいとしています。
土舗装は土の粒と粒が集まったものなので、空隙が多くあります。よって、透水性、保水性に優れた舗装です。土の粒径が大きくなると、空隙も大きくなり、水の凍結による膨張も大きくなるのではと思いがちですが、実は、小さな空隙が多くなるほど毛管現象で地中の水を吸い上げ、重大な不具合を引き起こします。
よって、寒冷地帯における土舗装では、不具合の原因となる水の流入がないような構造設計が必要になります。さらに、地中の水を吸い上げる毛管現象が起きにくい土質のものに改良して使用されることが望ましいといえます。
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