初夏のような日差しが続いております。
土舗装にとっては梅雨前の最も施工しやすいシーズンです。
酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」を使用した土舗装は、あらかじめ真砂土と固化材を混ぜたプレミックス商品ではありません。
プレミックス商品としては、「ジオミックス」という商品がありますが、原則は、施工現場で、混合します。そのメリットは、施工面積が広くなるほど単価が安くなることです。施工する上で、一番大変な作業は、練混です。広い面積であれば、生コンプラントで、ジオベストと、真砂土、水を混合できますが、狭い場所では、モルタルミキサーを使って混ぜます。
最初に真砂土だけを30秒練ったあと、水とジオベストを加えて、2分練ると完成ですが、一度に練る量は限られます。
しかし、ミキサーを使用しなくても混練は、バックホゥ混合で十分です。
ポイントは、まず使用する土の含水比を測定してください。ここはミキサー混合の場合でも同じです。
フライパンとカセットコンロを準備して、フライパンに土を1kg入れて乾かしましょう。そうすれば軽くなった分が含水比になりますので、6%なら4%の水を加水すれば適性含水比の湿り気を把握できます。
10%の含水比とはどの程度の湿り気かを認識していただくことが重要なのです。
ミキサーを使用するとダマの心配がありますが、それは混合の順番が間違っているからです。
最初に土に不足分の水をかけてから、固化材を加えると、ダマになりません。
真砂土に散水、真砂土の山の中央に穴を掘って、ジオベストを投入、バックホゥで混ぜます。
ミキサーの場合も、土を投入→加水→ジオベスト投入の順番を間違えなければ、ダマが出来ないので、大丈夫です。適性含水比で施工すれば下の写真のような土舗装になります。
お試しください。
■ジオベストのお問い合わせは
ジオサプライ合同会社
http://www.geosupply.jp/
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