理科で習ったように、pHは1~14まであります。純粋な水(純水)は、pH7(中性)付近を示しますが、レモンは酸性でpH2.5、アンモニアはアルカリでpH12など、自然界のものは、すべてpHであらわせます。お米は、pH5.0~6.5のやや酸性の土で育ちます。この値によって、魚が住めない川や、植物が育たない土地になるので、pHを適正に保つということは重要なのです。
たとえば土舗装材に石灰を混ぜると、石灰は、pHが13と高いので、雑草は育たなくなるというメリットがある反面、生物や植物に悪影響を及ぼします。セメントもpHが高いので透水性のある土舗装に使用すると強アルカリ性の排水が流出する恐れが出てくるわけです。強アルカリ性を中性化するために、中和剤を入れると、今度は土が固まらなくなるという悪循環になります。
しかし、ジオベストは、弱アルカリ性の酸化マグネシウムを主原料にしており、中性に近いので安心して使用でき、酸性雨によってボロボロになることもありません。下記の写真は、広島平和記念公園の横を流れる元安川沿いの施工現場の写真です。コンクリートで固めたようなベターとした仕上がりではなく、土の持つ風合いが保たれており、安全で、快適な舗装となっております。特に雨の日は、ぬかるんで歩きにくかった土の道が泥濘化することがなく、透水性があるので、歩きやすい土舗装された歩道になっています。
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