ジオベスト

環境にやさしい、人にやさしい環境配慮型商品や土系舗装のことが満載。

世界遺産宮島

2008-03-30 15:32:01 | インポート

広島には世界遺産が2つあります。1つは「原爆ドーム」であり、もう1つは「宮島」です。どちらも96年に世界遺産として登録されました。特に宮島の厳島神社は、弥山を中心に深々とした緑に覆われた山容を背景として、海山に鮮やかな朱塗の社殿群を展開するという、世界でも例を見ない大きな構想の下に独特の景観を作り出しています。建造物と自然とが一体となった価値の高さが評価され、世界遺産に登録されております。よって、大鳥居や社殿に訪れるだけでなく、弥山に登ることも楽しみの1つでもありました。

しかしながら、台風などの自然の猛威により幾度か社殿が倒壊、弥山原生林を抜けて弥山頂上への登山道が使えなくなるなど、維持管理も大変になっています。社殿は壊れたものを復旧させれば済みますが、弥山原生林の方は簡単にはいきません。なぜなら、宮島はなぜ世界遺産に登録されたのか、弥山原始林はなぜ天然記念物になったのかを考えたとき、宮島の自然の価値が認められたからであることを思い起こさなければならないからです。弥山登山道や紅葉谷公園の道路の補修は多くのボランティアの皆さんの協力で進められていますが、できるだけ人工的なものは作らず、弥山原生林や宮島の風致を損なわないような対策を講じてもらいたいと願っています。

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酸化マグネシウム

2008-03-30 13:12:42 | うんちく・小ネタ

ジオベストは、土舗装固化材です。混ぜる真砂土は自然の土そのもので安全です。問題は、土と土をくっつける固化材です。大抵のものはセメント系固化材を使用しますが、ジオベストはセメントを使用しない弱アルカリ性の「酸化マグネシウムを使用した」固化材です。ジオベストは、土壌の水分と結合し水酸化マグネシウムとなり、初期硬化が始まりゲル状となり、その後空気中の炭酸ガスと反応して塩基性炭酸マグネシウムを形成します。これが土粒子同士の接着をもたらします。さらに土中に含まれるシリカと反応して、マグネシウム・シリケート水和物となり硬化が促進されます。常温では約30分で凝固が始まり2時間程度で固化します。長期的には、6ヶ月ほど反応しながら強度は増加していきます。高含水量になるほど硬化する時間は長くなります。酸化マグネシウムは、日本の医薬品の処方としてもトップ10に入っており、歯磨き粉の主成分も酸化マグネシウムなので安全で、環境にやさしい固化材です。

■ジオベストのお問い合わせは、ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561までお気軽にどうぞ。


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壱岐「しまごと博物館」

2008-03-09 05:44:51 | まち歩き
壱岐は歴史豊かな島でもあり、『魏志倭人伝』にも登場する「一支国」の王都であった「原の辻遺跡」をはじめ、神社・仏閣が数多く存在しています。
下の写真は、大潮の時だけ現れるという小島神社です。神秘のパワースポットとして知られています。

画像提供:壱岐砂浜図鑑
壱岐では、牧崎の海食洞、赤瀬鼻、若宮島の海食崖、宇土湾、半城湾のリアス景観などが壱岐対馬国定公園として景観が維持されています。

画像提供:壱岐砂浜図鑑
福岡県沖と対馬の中間、玄界灘に浮かぶ壱岐は、古代の海底隆起と噴火によってできた「酸化ナトリウム」を多く含む粘土質の玄武岩風化土からなりたっています。
そこでジオベストを使用した土系舗装の件でお問合せをいただきました。
酸化マグネシウムを成分とするジオベストなら、現地の土と混ぜて土舗装をすることが可能です。国内にはこうした真砂土がほとんど採れない地域があります。特に海洋の小島などの場合、運ぶだけでも大変な作業になります。また、別の場所から土を持ち込むより、遺跡の保存などの場合、遺跡に使われていた土を使うほうがいいに決まっています。
まずは試しにどの程度の強度が出るかお試しいただくことがベストです。
■ジオベストのお問合せは
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。
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宗吉瓦窯跡

2008-03-02 02:45:48 | インポート

  香川県には、史跡が多くあります。その中でも重要なのが国内最大級の窯跡群として知られる「宗吉瓦窯跡」です。ここは平成8年に日本最初の瓦ぶき宮殿「藤原宮」の瓦を焼いていたことが判明し、国の史跡として指定を受けています。なぜ藤原宮から200キロも離れた讃岐の西の地に窯業が築かれたのか?古代の歴史を探るには興味深い史跡です。しかも、十七号窯は十三メートルもあり、瓦を焼く窯の大きさとしては日本で最長です。また、23基の窯跡も日本最多です。大阪など近郊にも窯業の地はあるのに、なぜ三野町なのか、中央と地方の関係や立地条件などを考えてみると面白いと思います。

  ジオベストは世界遺産の保存に役立てられています。貴重な文化財の保存や移築工事に、土の色を変えずに自然な色合いが保て、弱アルカリ性の酸化マグネシウムを成分としていることから環境にも配慮されているなどが主な理由です。海外の世界遺産でも、この材料が注目され利用されている理由の第一がこれです。そして、十分な強度が保て、史跡の持つ独特な色合いが再現でき、移動しても自然そのままであることが評価されています。写真は別の古墳の移築工事後のものですが、今後もジオベストの用途は拡大していくものと思います。

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■ジオベストのお問い合わせは

ジオサプライ合同会社

http://www.geosupply.jp/

広島082-299-0681 神戸078-843-2561まで                               

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鉄塔の防草

2008-03-02 01:16:03 | インポート

ここのところ忙しい日々が続き、ブログの更新が出来ませんでした。

今年も各電力会社様には大変お世話になり、厚く御礼申し上げます。一度ジオベストをご使用いただいている施工会社様ですと、施工の手順や防草効果を把握されておられるので、今年も使ってみるかとリピートでご用命をいただきますが、初めての場合、どのように施工したらいいかということでご質問をよくいただきます。施工方法には、いくつかがあり、一番いい方法は、栄養分が混ざっていない真砂土とジオベストと水をミキサーで練って、敷均し、転圧する方法です。気をつけることは端部から雑草が生えてこないようにきちんと仕上げることです。これだと完璧です。しかし、現場の土を捨てるところがないという場合は、鋤きとって、現場の土とジオベストをミキサーで混ぜ、再度戻します。この場合、雑草や小石を取り除いたものをミキサーに入れてください。雑草は廃棄しますが、小石は土を戻す前に、路盤を固める時に使用します。3つ目の方法として、面積が広い場合、雑草を取り除いた土の上にジオベストを撒き、テーラーや耕運機で掻き混ぜ、転圧をします。これが一番簡単な施工ですが、端部にもジオベストがよく混ざるように、土の塊がないよう、よく掻き混ぜることが必要です。防草目的ならこれで十分です。現在、電力会社様の施工のピークとなっております。施工は天候に左右されますので、晴れの日が続きますよう、祈っております。

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